困りますねぇ~ またですヨ、大きくならなければ良いんですがねぇ~
一昨日の午前2時頃、市内のラマ6世通りのウルポン交差点で 行なわれていた反政府集会に
火炎瓶が投げ込まれ、2人が軽いけがを したほか、テントとタクシー1台が破損したようですヨ。
反政府集会を 行なっていたのは反タクシン元首相派の市民グループで 集会の目的が、いまいち
不明ですが、7日からタイ首相府前で、数十人から300人規模の座り込みを 強行していました。
犯人は 一般人で、高速道路上から ドリンク剤の瓶にガソリンを 入れた火炎瓶4本と
「渋滞を 起こしている。 別の場所に行け」 などと、書いた紙を 投げ落としています。
集会そのものを メディアが大きく取り上げたのは、集会が始まって 9日に タイ政府が治安当局の
権限を 強化する国内安全保障法を、国会などがあるドゥシット区など3箇所の一部に発令した
からなんですネ。 11日から中国・李克強首相の来タイが予定されていたし、政府も慌てたかな。
早々に 在タイ日本大使館も タイに住む日本人に、不測の事態に巻き込まれないよう、その周辺に
近づかないようメールを 流していましたからネ。 日系企業も ちょっとした 騒ぎになったようです。
まぁ~ 政府の説得を 受け、場所も国会周辺からウルポン交差点に移動していましたので、大事には
至らないとは思っていましたが、国内安全保障法が発令されましたので、不安にはなりますよネ。
小人数の300人の 「反タクシン体制人民軍」 の集会なのに、警備に12,000人の警察官を 投入し、同法が
発令されましたので、ちょっと 大袈裟とは思いましたが、中国・李克強首相の来タイも思慮すれば当然かな。
李克強首相は、11日~13日の日程でタイに滞在し、エネルギー、科学技術分野の提案を 含めた
5つの覚書 (MOU) を 締結する予定です。 両国にとって 重要な会合だと言われていますネ。
さらに 警備に万全を 期したのは、明日14日 (1973年) は というと、タイの民主化運動の長い
歴史の中で 死者を 出すくらいの大きなクーデター事件があった日ですから、反政府運動が
拡大し易い雰囲気もあったんでしょう。 こういう時は、石橋を 叩いて渡ることも 必要ですネ ・・・
国内安全保障法は、18日まで発動される予定ですが、これら3地区には状況に応じて交通手段の
制限・移動規制・検問所の設置・武器類所持禁止・公共施設への立入制限・安全確保のための
電子機器の一時使用禁止 ・・・ 等々といった、様々な規制が課されます。
また 軍主体の国内安全保障法ですから、軍司令部 (ISOC) に 関係政府機関の動員・特定の
建物・地域への進入禁止・外出禁止・集会禁止・移動禁止 ・・・ 等々などの権限も与えられますネ。
タクシン派、反タクシン派の政治抗争は、思い出したように継続されているタイです。
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