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タイランドエリートカードがついに値上げ!

2008年01月08日 | タイでのロングステイ
値上げが噂されていた“タイランド・エリート・カード(TEC)”が、今年から100万バーツから150万バーツになりました。

TECとは、タイ政府観光庁も推進する世界初のタイ政府公認の外国人専用会員制クラブのことです。
入会金150万バーツ、もしくは150万バーツ相当の外貨で、会員になると、いくつかの特別優遇の特権が受けられる
制度ですが、1バーツ=3.5円で換算すると約525万円ですので、175万円もアップした計算になります。

この制度、もともとはタクシン前首相が創り上げたプロジェクトですので、不安定な要素はあったり、会員が集まらず
赤字も大変なようで下記のような噂は流れていました。

1 2008年中に入会費を5割値上げして150万バーツにする。(終身メンバーとして)
2 10年以内に300万バーツにまで引き上げることも検討。
3 新規メンバーに対してはゴルフ場、スパにおけるサービス利用回数の上限を1年あたり24 回に制限する。
4 会員権の転売は一回のみ認め、移譲後の権利は30年とする。
5 設立後の目標会員100万人を2万人「限定」とする。    

この中で1と3が実行されたわけです。3のゴルフ場、スパの使用は当初、無制限でしたから・・・それでも昨年、
新たな会員も200名近く増えて、(年間目標は500人)現在の会員数は、2200名前後にはなっているのでしょうか。

タイランドエリートカードの最大の特典は、五年間有効のエリート・マルティプル観光ビザを取得できることでしょう。
このビザは5年ごとの更新を繰り返すことにより一生涯有効となりますので、永住権を購入したことと同じで、
取得条件の年齢制限はありませんので尚更に価値があります。

しかし これからタイに永住しようとする人には非常に魅力的だと思われますが、なんせ タクシン前首相時の
プロジェクトだけに、いつ 制度変更があったり、最悪 廃止になったり、という不安感が絶えずモヤモヤしており、
この辺が解決し保証されれば、もっと会員は増えることでしょう。(ワタクシらも考慮しますよネ)

会員になると、その他 現在受けられる特権は下記のようです。

1.往復空港送迎無料サービス
2.VIP入出国無料サービス
3.ゴルフ無料サービス(毎年24回)
4.スパ、マッサージ無料サービス(毎年24回)
5.人間ドッグ無料サービス(毎年1回)
6.バンコク銀行口座開設
7.運転免許証・労働許可証取得サービス
8.譲渡(転売)機能付き
9.その他、キングパワー免税店、ショッピング・レストラン各種割引
10.メンバー専用コールセンターによるサービス

この中で、会員の人気が高いのが“ファーストトラック”と呼ばれている、2のVIP入出国無料サービスだそうです。
これは、イミグレーションで待たずに出入国が出来、エリートラウンジでドリンクを飲みながら待っていれば、機内に預けた
荷物まで持って来てくれるそうです。

そして 空港の送迎は、BMW7シリーズのVIP車だそうですから、十二分に“セレブ感”を味わえるようですヨ。

でも 新政府が誕生後、更に少し様子を見守るべきでしょうね・・・ まだどうなるか分りません! 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
貴重な情報ですね! (美味しいゴルフ)
2008-01-08 20:22:05
初めてコメントします。はじめまして・・・・
御ブログをお気に入りにいれたので今後
まめにお邪魔しようと思います。
タイと日本の半分生活は羨ましいかぎりです。
昨年始めて、タイへデビューしましたが、食が会うのでまた来月行きます。勿論ゴルフ中心ですが・・
今後とも貴重な情報楽しみにしています。
返信する
こちらこそ宜しくお願いします。 (nagaichi)
2008-01-08 21:17:01
ご来店?有難うございます。
こちらこそ宜しくお願いします。

ワタクシも2月はタイに滞在しておりますので、お時間あれば一報下さいませ。
返信する
エリートカードの変質 (山田)
2008-01-08 21:17:05
自由になるお金があれば是非購入したいカードですね。

今年から値上げになりましたが、サービス内容は逆に低下しました。(ゴルフ回数制限、スパ・マッサージ回数制限)
これは、当初のサービス内容が大風呂敷過ぎたんでしょう。
150万Bに見合うサービスとしては、現在の新サービス内容が妥当な水準かも。

詳細は下記サイトが詳しいです。ご購入予定の方はどうぞ。
http://www.kmt.co.th/jp/elite/elite.html

知人が以前に購入希望でしたが、結果的には止めました。
理由は、「エリートカード」と言うネーミングが嫌だ、ということでした。
なんだか、日本ではエリートに成れなかった方が、タイでエリート風を吹かせるみたいで、恥ずかしいという理由だそうです。
(考え過ぎのような気がしますが)

エリートカードですが、50歳以下で長期滞在したい方には、大きなメリットです。
逆に、50歳以上の方には、リタイヤメントビザ制度があるので、メリットにはなりません。
エリートカードは、90日毎にイミグレーションで更新手続きが必要(1,900Bの費用がかかります)ですが、リタイヤメントビザは、1年に1回の更新です。

ゴルフの回数制限が入ったのは、ゴルフ目的で入会された方々には、致命的なサービス低下でしょう。
年間24回では、月2回しかプレーできません。
これでは、タイに長期滞在される方にとっては、たまりませんね。

エリートカードには、ビザサービスがついていますが、今回のサービス内容低下によって、購入対象者は、長期滞在者ではなく、年に数回、(10日程度)短期で滞在する方々向けの商品になったような印象です。
返信する
山田さん (nagaichi)
2008-01-09 07:33:28
エリートというネーミングについて、ワタクシも同感ですネ。
また リタイヤビザと比較すると考えちゃいます。

有難うございました。
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