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バンコクのラーメン戦争に 変化が ・・・

2016年04月07日 | タイの名所、名物、料理
  
 バンコクのラーメン戦争に またまた 鶏白湯ラーメン店の 「麺屋武一」 が加わりましたネ。

東京都内に10店舗 前後 展開し、東京都港区に本社を置く(株)テイクユーがスクムビット通りソイ26 の
「Kビレッジ」 に、タイ1号店を出店しました。 「麺屋武一」 の海外進出は今年2月に出店した
シンガポールに続く2カ国目とのこと。 既にバンコクには日系ラーメン店が30軒以上あるんじゃない?

 

同ラーメンは、白濁化するまで炊き込んだ鶏コラーゲンたっぷりの白湯スープのラーメンで、
女性に人気があるそうです。 もう 日本人相手や普通のラーメンでは戦争に勝てませんネ。 
同店・1号店の来客の割合は、タイ人65%、日本人35%、女性55% だと聞きます。

もともとタイにはクイティッアウというお米で作った麺と、バミーという卵と小麦で作った麺があり、
昔から日常的に食べられ ”麺文化” がありますから、日本のラーメンもピッタリと馴染んだのでしょう。

バンコクのラーメン店には、日本の有名な店も多く進出し タイ人・日本人問わず、自分の好みのラーメンを
食べられるほど、たくさんの種類や系列の日本ラーメンが楽しめます。 が、店側は生き残りに大変です。

 

そんな中、東証1部上場のラーメン店経営 「幸楽苑ホールディングス」 が、49% 出資している
子会社・コウラクエン (タイランド) を解散して清算することを発表しました。 想定していた
売上が見込めないことから、店舗運営の継続は困難と判断し、今回の措置に至ったようです。

タイでの直営店展開のため2011年に設立され、12年にタイ1号店をBTSエカマイ駅前の 「ゲートウェイ・
エカマイ」 に出店し、その後4店舗ほど直営 展開していました。 店舗を閉鎖するかは未定だとか。
現在残っているラーメン屋の半分の日本資本は、既にタイ側に売却されているという話も聞き及びます。

 
 <やはりソイ26 にできたラーメンキングもアッという間に消えてしまいました>

“やっぱりねぇ~” って感じですネ。 これだけ店があれば、よほどの差別化をしないとやっていけない
でしょうネ。 幸楽苑は他の日系ラーメンチェーンより安いんですが、タイの人には豚骨系が人気で、
幸楽苑のようなあっさりした醤油ラーメン・中華そば系は人気ないのかも知れません。 

ラーメンにうるさい知人に言わせると、「豚骨はタイ人が作ってもわりと失敗が少ないけど、醤油ベースを
おいしく作るのは至難の業で、料理人の腕と経験が必要なんだ」 と言っていましたが、さて どうでしょう?

 
 <何かとタイ人に根強い人気の8番ラーメン>

かと言って、豚骨系は脂がきつくて飽きられてきた、なんて声も聞きます。 ですから 「麺屋武一」 のような
{白濁化するまで炊き込んだ鶏コラーゲンたっぷりの白湯スープ・ラーメン} なんて出てくるのかな?
 これからは、タイ人の健康志向に合わせ、太らないラーメンや健康ラーメンが受けそうですヨ。   




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