あれから７年、ツナミがタイ語になりました？

　　
　昨日のニュースで、 「タイ湾に面するホアヒンの近くで、高潮の為 海岸近くの商店や
民家などが全半壊する被害が出た」　という報道には 驚きました ・・・　

海水が押し寄せて浸水した民家もあったようですが、住民たちは 安全な場所に避難し、無事だった
模様です。　気象局によれば、海が荒れた状態は 明日ごろまで続きそうだと、言っていました。

そうです！　７年前の2004年12月26日は、スマトラ島沖地震で タイのプーケット島・パンガー県・
クラビー県を 中心に、津波が襲い 8,400人以上の犠牲者が出て、タイ国中が大騒ぎになりましたから …

　　
　＜プーケット島を 飲み込んだ津波、この時は驚きましたねぇ～＞
　
　当時は まさか 東日本にも大地震が押し寄せるとは、夢にも思いませんでしたが、もう あれから７年に …
この時からです、 “ツナミ TUSNAMI” と言う日本語が、タイ語となって タイ社会に浸透したのは …
タイ人は ｛ツ｝ を　言えませんので、 「スナミ」 と なりますがネ （苦笑）。　

正直言って、今年 東日本大震災が起こる前は、プーケットのことは 忘れかけていた のかも知れません。
もう スマトラ地震の津波が襲って７年目になりますからねぇ～　それが、あのプーケット島を 津波よりも
何十倍かの津波が 東日本に押し寄せて、タイ人も あの痛ましい光景を 鮮明に思い起こしたんでしょう。

　　
＜東日本大震災時、アチコチで募金活動が繰り広げられました…＞

東日本大震災が起きた後、世界の国々の中でも いち早く タイ人が募金活動など日本の支援に出たのも
この記憶と日本からの支援があったことが、大きな起因の一つでしょうねぇ～　　きっと！　タイと日本は、
色々と共通点がありますが、この津波までが共通点の一つになろうとは、縁を 感じますネ （苦笑）

このスマトラ沖地震で、25万人以上の死者と行方不明者が出て、タイのプーケットとパンガー県を 中心に
犠牲者の数は外国人旅行者約3,000人を含む約8,400人が被害に遭いました。　日本人も28名の死亡が

確認され 今でも一人が発見されていないようです。　そうでしたねぇ～　プミポン国王のお孫さん　
（ウボンラッタナ王女のご長男）　も、この津波で亡くなっています。　

　
＜二度と こんな光景 見たくありません…＞

　忘れもしません！　プーケットを 襲った ちょうど その時は、タイから来た知人らと銀座のカウンター
バーで飲んでいました。　日本に一時帰国した時で、その頃は これからタイにいる親しい先輩と、ある
ビジネスを 行なう為　プーケットによく行き来しておりした。 そこへバンコクから一本の電話が ・・・

「今　プーケットは大変なことになっているぞ」　との知らせ！　驚きましたねぇ～　思い起こせば、
私もその頃 何日か前に、プーケットに行って 帰って来たばかりでしたからねぇ～　（冷や汗）
　
　一つ間違えば　自分も犠牲者になっていたかも知れませんでしたから・・・　尚のこと このプーケット島の
津波は 感慨深いものがあります。　天災は忘れた頃にやって来る、とは 言い当てていますネ。　



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