三日目を終わったタンヤコン・クロンパ選手、5バーディを出した一方で、ボギーも4つ叩くという
出入りの激しいラウンドで、通算10アンダーの単独2位で最終日を迎えます。 昨日からの続きです。
トップには、昨日も引き続きショットが好調の谷原秀人プロが5アンダーで頑張っています。
でも、タイ勢は一体どうしてしまったの? 今年シニアツアーにもデビューを果たしたプラヤド・
マークセン選手も4バーディ・ノーボギーの好ラウンドで、トータル9アンダー・3位タイに浮上。
5 打差からツアー通算4勝目を虎視眈々と狙っています。
そして、通算8アンダーには5位タイにつけたチャプチャイ・ニラト選手 33歳が初めてトップ5 に顔を
出しました。 今季はファイナルQTランク23位の資格で、日本ツアーに参戦していますが、アジアン
ツアーではすでに4勝している実力者です。 今日の最終日は見逃せませんねぇ~
<初めてトップ5で最終日を迎えるニトラ選手>
さてタイ人旋風の要因ですが、毎年 一つ二つとできるコースのクオリティも、年々 良くなって
います。 そんなコースで富裕層の子供たちが小さい頃からプレーしており、芝の上から
練習できたり、トラックマンも用意して練習しているジュニアもいます。 子供がゴルフ場へ堂々と
出入りできる環境は、日本とは比べものになりません。 ジュニアのゴルフ環境が 全然違いますネ。
また、ザ・ビンテージ クラブのように、月曜~金曜日の朝6時から10 時までのスタートなら、
グリーンフィが500バーツなどと、7歳~19歳のジュニア向けのプロモーションも行なう
<ザ・ビンテージ クラブ>
ゴルフ場も多くあります。 受付で学生証かIDカードの提示が必要ですが、さらに
ザ・パインゴルフなどは、無料でジュニア大会にコースを開放するゴルフ場もありますネ。
将来に備えているのかも知れませんが、地方に行くと、このようにジュニアを育てよう
としているゴルフ場が実に多くあります。 日本も見習ってほしいことの一つでしょうネ。
そして、「タイ旋風となった要因の一つが タイ人の体形にある」 と、以前からタイでのゴルフ
経験が長く、タイ語も流暢に話す塚田好宣プロが分析しています。 身体能力が高い黒人選手と
同じで、お尻がクツと上がっているタイ人特有の体形の強さにあるといいます。
タンヤコン・クロンパ選手は身長が166センチ、プラヤド・マークセン選手は163センチですが、遠くへ
飛ばせるのは、この体形にあると分析していますネ。 多くのタイ人男子プロと親しい塚田好宣プロは
<塚田プロとキラデク・アフィバーンラト選手ら>
「タイ人プロはのんびりしているイメージが強いけど、ゴルフのメンタリティーは欧米人に近く、英語も
流暢に話せる環境にあるので、海外での試合でも物おじしない」 という特性も活かしているといいます。
なるほど一理ありますよネ。 誌面が足りなくなりました。 最近のタイ人プロの強さ、
いろいろな要因がありますネ。 またレポートしましょう ・・・
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