22日から日本に滞在していたタクシン元首相 (62) が、28日 訪日を終え、マカオ経由で
自宅と拠点があるドバイに帰りました。 自家用飛行機で羽田空港を往復したそうですヨ・・・
タイの首相は就任後、ASEAN諸国を訪問し、その後 日本や中国を訪れるのが慣例だそうですから、
今回のタクシン氏の訪日は、彼自身 首相気どりなのかも知れませんネ。 そして タイの
タクシン派新政権の日本重視の姿勢をアピールする狙いもあったのでしょうねぇ~
日本滞在中には、東日本大震災の被災地を視察し、義援金を贈ったほか、村井嘉浩宮城県知事らと
会談。 また、東京で自見庄三郎金融・郵政担当相や与野党の国会議員らと会談した模様です。
実は タクシン氏、クーデター後の同氏に対する日本の対応に強い不満を抱いていたと聞いたことが・・・
でも まぁ~ これで、新政権発足直後に 「影の首相」 である自分が日本を訪れ、特別に迎い入れてくれた
ことで、インラック政権と日本の関係構築に前向きなシグナルを送れた格好で、満足もしたでしょう。
知人のタイ人に、「あれだけタクシン氏の入国を拒否していたのに、復権した途端に 日本政府も
調子いいねぇ~」 と言われちゃいました (笑)。
最初 新政権は、タクシン氏をボランティア的な 「通商特使」 に任命することを検討したそうですが、
さすがに、「復職との反発を招く恐れがあり、元首相の肩書で十分」 と判断したようです。
また タクシン氏は来日前にカンボジアを訪問しようとしましたが、これも事実上亡命中のタクシン氏の
「外交活動」 に対し、反タクシン派の反発が広まることを懸念した、とみられ断念しています。
そりぁ~ そうですよねぇ~ いくら実妹が新首相になり、遠縁のスラポン氏が外相に就任したからと
いって、余りにも露骨過ぎますよネ。 黙っていたって、タクシン氏は実質的な政権の最高実力者に返り
咲いたことは、誰もが認めるわけですから もう少し静かにしていないと… また反タクシン派が騒ぎます!
妹のインラック首相から こんな声が聞こえてきそうです!
「お兄さん! あまり派手な行動は控えてよ! わたしが上手くやるから・・・」
「長年の海外逃亡で、少しは処世術を覚えたと思っていたのに、もう~」
こんな言い方も兄妹だから言えるでしょう? しかも タクシン氏は16歳下の彼女を可愛がった、と
聞いていますからねぇ~ 兄妹で お互いの活動を 心配しているような気がします。
処で、アジアでは女性の政権トップは珍しくありません。 フィリピンのアキノ大統領・インドネシアの
メガワティ大統領・パキスタンのブット首相・インドのガンジー首相 … 等々がいます。
が、彼女達には 明らかな共通点があります。 それは、それぞれが元最高権力者の妻か娘であり、
彼女達が権力を受け継いだ時、その国は政変の最中であり、民主派の代表として祭り上げられました。
その点、タイのインラック首相も 似たような所がありますが、タイは一番の中進国です。 是非 上手く国を
導いてほしいですネ … 成功すると、アジアで次に女性首相が誕生するのは、日本かも …
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