プロゴルファーの世界は厳しいなぁ～ ならなくて良かった！

　　　
　今年の男女国内ツアーとも、賞金王は韓国勢に持っていかれそうですが 大詰めを迎えています。

特に女子は、今 行なわれている「大王製紙エリエールレディース」を含め、残り２試合とは言え、
最終戦の「LPGAツアーチャンピオンシップ・リコーカップ」は、今季優勝者と賞金ランク上位

　

25位までの選手しか出場できませんので、50位以内の賞金シード当落線上の選手にとって、
「大王製紙エリエールレディース」は、大きな意味を持つ一戦となっています。

特に50位前後にいる選手たちは気合が入るでしょう。賞金シード当落線上の選手は下記です。

　48位　香妻琴乃（1868万円）　　　53位　馬場ゆかり（1643万円）
　49位　北田瑠衣（1815万円）　　　54位　ナ・ダエ（1557万円）
　50位　柏原明日香（1729万円）　　55位　井芹美保子（1554万円）
　51位　福田裕子（1717万円）　　　56位　東浩子（1542万円）
　52位　川満陽香修（1695万円）

　

ところで 応援しているタイのＯ・サタヤ選手は43位（約2166万円）で、何とかシード権は守れますが、
33試合に出場して、今年の最高位が「サマンサタバサ レディース」の５位でした。昨年は優勝１回にベスト
５入りも３回の賞金総額 約5532万円（17位）でしたから、彼女にとっては不本意なシーズンでしたネ。

そして いつも気にしていたのが堀奈津佳プロです。2013年からタイにゴルフ合宿に来ており、その２月に
アヨタヤリンクスで上田桃子プロとラウンドしているのに出会いました。クラブハウスで同コースの
顧問である富永さんから励まされていましたっけ。また富永さんは彼女のブレイクを確信していました。

　

結果 シーズンが終わってみれば大ブレイクして２勝し、賞金ランキングも10位（約6517万円）と大活躍。
ところが 今年は思わぬ苦境に立たされ、出場29試合で予選通過は６試合だけ。賞金ランキング98位で
獲得した賞金は305万円と、２年間保持してきたシード権も失ってしまいました。

７月の「サマンサタバサ・レディース」で41位に入って以降、13試合で１度も予選を通過できておらず、
シード権を獲得するには、最後の「大王製紙エリエールレディース」で、優勝するしかありませんでした。
が、通算６オーバーの75位で、今回も予選落ちとなりました。　厳しいですねぇ～

　
　＜妹の堀琴音プロ（右）は、今年 大活躍ですが…＞

女子の場合は韓国勢も含めて、有望な若手選手が次々に台頭してきていますからシード権圏内に
入ることは決して簡単ではなくなってきています。数年前までシード権の常連だった選手が、
シード落ちという憂き目にあう姿を頻繁に目にするようになっています。

そう言えばデビューした年に２勝した比嘉真美子プロも今年は96位（約338万円）でシード権を失います。
そうした浮き沈みの激しい世界ですから、一度は脚光を浴びた若き才能であっても、安住は許されません。

　

堀奈津佳プロは「こういう１年もあるのかな。今後 課題を自分の中で整理して 来年は間違えないように
したい」と出直しを誓っていました。でも堀奈津佳プロは23歳、比嘉真美子プロは22歳。まだまだ
　これからです。　こんな１年でくじけず頑張ってほしいですネ ・・・　　



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