タイでゴルフ友達になりましょ。

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タイは世界の模範国です、って?

2008年12月13日 | タイの出来ごと、あれこれ
日本へ着くなり来年度の税制改正問題でタバコの増税云々が話題となっていました。
ワタクシ、長い間タバコ業界に勤務していたこともあって、今だにタバコに関するニュースには敏感に
反応してしまいます・・・ 職業病、ってヤツですネ。(笑)

皆さん、ご存知でした? 世界保健機関(WHO)がタイ国を「喫煙者低減のモデル国」に
指定していることを・・・

WHOでは、157カ国・地域が世界保健機関枠組条約を締結して喫煙者の低減・受動喫煙の追放に
取組んでいますが、喫煙者の低減は思ったほど進んでいません。そうした中で低減の成果を上げている
タイとブラジルの両国がモデル国に指定され、これまでの両国の成果をもとに喫煙者低減マニュアルを
策定して、他国の模範となっていくようです・・・ これって、タイにとって誇らしいことですよネ。

なんでもタイは10年前と比較すると3割も喫煙者の低減に成功しているそうで、その成果の主な要因は、
あの恐怖のパッケージになってから急速に減っているようです。ボロボロの歯や真っ黒になった肺などの
ショッキングな写真がカラーで添付されていれば、誰だってちょっと手に取りたくありませんよネ。
そこまでしなくとも、と思いますが・・・

この「ショッキング写真」の使用は2001年のカナダから始まり、その後、タイ、ブラジル、シンガポール
などが追随し、マレーシアでも今月あたりから「写真入り警告文」の印刷が義務付けられるそうです。
警告文は箱の前面は全体の40%、裏面は60%の大きさで印刷されるほか、「ライト」や「低タール」と
いった表現も禁止するようです。

どうやら、この「写真入り警告文」は世界的な流れのようで、近いうちに日本もそうなるんでしょうが、
日本はタイ以上にあの手の「ショッキング写真」は苦手でしょうから効果覿面だと思いますヨ。
下手な禁煙運動なんか、すっ飛んでしまうでしょうヨ。

2006年の喫煙率は日本の男性41.3%、女性12.4%、タイは男性36.9%、女性2.0%ですが、追いつくか
逆転するかも知れません。あの写真は未成年者にも絶対に効果があると思います!

処で、今年から本格的に禁煙法が施工され、エアコン付きのレストラン、バー、クラブでも禁煙となった
最近のバンコク市内では、ルーフトップ・バーが流行り出しましたネ。ルーフトップ・バーとは、ホテルや
ビルなどの屋上につくられたバーのことです。日本で言えば屋上のビアガーデンのイメージです。
ここは屋外扱いですから当然タバコも吸えます。

以前からバンコク市内では、高層階のルーフ・バーで夜景を楽しむというスタイルはありましたが、
最近では低いビルの屋上にもバーがオープンし、最近は涼しいせいか、また喫煙も可能ですので、
結構 毎晩 商売繁盛のようです。

ルーフ・バーは、禁煙法という厳しい法律が生んだ賜物でしょうが、夜遊びの人気スポットとなって、
懸念される女性の喫煙者が増えたら何にもなりませんがネ・・・


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