通常の観光客より、2~3倍もお金を 落としてくれる 「MICE」 の訪客に、もっと
誘致すべきと インラック首相が観光庁に提言しています。 昨日からの続きです ・・・
首都バンコクで開催させることは当然のことであり、観光都市のチェンマイ・プーケットにもMICE
施設建設の構想を 立て、人気観光地の地域にも MICE誘致を 進める思惑があるようです。
インラック首相は 2011年8月の首相就任からの外国訪問は、合計20カ国余りとなりますが、年内に更に
約10カ国を 訪問する予定を 明らかにしています。 他国との友好関係強化の他に、多種の諸事情や
インフラなどを 学習しているようですヨ。 それで、スワンナプーム空港の不備を 知ったり、
MICE誘致の必要性を 感じるようになったのかな。
2004年に、MICE開催・誘致を 推進する 「タイ会議・展示会事務局 (TCEB)」 が発足されていますが、
今年は “MICE の年” と位置付けして、インラック首相の後押しもあって、更に 注力するようですヨ。
昨年 タイを 訪れた外国人のうち、MICE客は 約89万5千人 (9.5%) で、過去最高だったようです。
が、TCEBは これを 15%に上げたい意向のようで、同時にタイを アジアのMICEハブにしたいとか …
そのためには大学での指導も必要と、チェンマイ大学など44の大学でMICEカリキュラムの導入を
始めました。 40時間余りのカリキュラムはTCEBが提供し、MICE英語やMICEビジネスなどを 教えます。
今年以降は 対象大学を 更に 拡大するほか、労働省職業訓練局とも関係も密にするようです。 また
2015年発足のASEAN経済共同体を 視野に、ミャンマー・ベトナム・マレーシア・中国など第3外国語の
講座も設けるとか。 国際化を 目指すうえでは、日本の大学も もっと 外国に向けた教育が必要かな。
ハードの面でも、タイの充実したMICE施設を 建設中です。 TCEBでは、バンコク・パタヤ・チェンマイ
プーケットを MICEシティーに指定し、更に コンケン・ナコンラチャシマも組み入れる方針のようです。
バンコク・パタヤ・チェンマイは、すでに 国際レベルのエキジビジョンホールがあり、プーケットも
現在、大型会議・展示所を 建設中です。 「タイはサービスマインドに富んでいる。 他国がダメだと
言っても タイは可能な限り、実現に努力する」 と自信満々ですヨ。
確かに、MICE客は 予算やシーズンオフなどに左右されませんから、誘致に成功していけば より
観光立国として、今まで以上に アジアのハブになれるでしょうねぇ~ 頑張って下さい。
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