今回の一時帰国は 久しぶりにタイのドンムアン空港からの飛び立ちでした。何年ぶりでしょう。
国際空港評議会の発表統計によると、2014年のドンムアン空港の旅客数は前年比30.8%増となり、
アジア太平洋地域の空港で最も高い伸び率だったそうです。 同評議会は179カ国、1650の空港を
運営する管理団体です (1991年に設立され、現在は580の団体が加盟しております)。
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本部はカナダのモントリオール市にあり、安全で効率的な航空技術・運航システムの開発、空港
経営の効率化、騒音など環境問題の改善などについて情報交換し、国際民間航空機構や各国政府へ
働きかけを しています。 また、各空港の旅客数、貨物取扱量などの統計やサービス状況などに
ついて調査・集計して、世界の空港ランキングの公表も行なっています ・・・
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2006年でしたか? スワンナプーム国際空港の開港により、いったんは不要となった
ドンムアン空港が今になって、需要の再拡大が実現しているなんて、驚きますネ。
昔の昔 若かりし頃、初めてドンムアン空港に降り立った時の印象が思い出されます。 それが
初めての海外経験であったこともあり、当時の羽田空港と比べてドンムアン空港が薄暗く寂れた
雰囲気で、大変な所へ来てしまった、なんて思ったものです。 今でもその名残りがあるような …
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<ゴルフ場と一体となっているドンムアン空港 (笑)>
クーデター騒ぎで、スワンナプーム国際空港の旅客数が前年比 落ちているのに対し、格安航空
会社(LCC)の拠点となったドンムアン空港、LCCの乗り入れ拡大が利用増加の主因でしょう。
タイ空港公社(AOT)が管理運営しているスワンナプーム・チェンマイ・チェンライ・
ハジャイ・プーケット国際空港の中でも、利用客が活発になって同空港が好調を 維持し、
他の空港を 圧倒したのもLCCの乗り入れが定着しましたから 当然と言えば当然ですネ。
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<チェンマイ空港は中国人観光客で賑わいました…>
昨年のドンムアン空港の旅客数は2154.7万人 (同30.8%増) に達し、航空機の離発着数は
19.4%増の17万2,681回で、タイの観光業の回復を 印象づけています。変われば変わるものです。
ドンムアン空港の開港が、1914年と言いますから101年になるんですねぇ~ 第二次世界大戦後の
民間航空の発展に合わせて、アジアとヨーロッパ、オセアニアを 結ぶ中継地点として、タイ国際
航空と東南アジアのハブ空港として、そして観光地としてのタイの玄関口として機能していました。
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<トイレも綺麗になったドンムアン空港…>
その後、発着機数の増加により手狭になったため、スワンナプーム国際空港が2006年9月28日に
開港しました。 新空港の開港後は、チャーター機、政府専用機が利用するほか、空軍基地、民間
機整備場など、またスワンナプーム国際空港がトラブル時の代替空港として利用されていました。
長らくバンコク国際空港が正式な名称でしたが、2007年3月20日に新バンコク国際
空港との混同を さけるため、ドンムアン空港という名称に変えられました。
新しいスワンナプーム国際空港より近い (約20キロ) ドンムアン空港、また 今の時代に
比べればドン臭さが残っているドンムアン空港、ワタシは好きですネ ・・・
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