先週25日に最終日を迎えた、欧州男子ツアーとアジアンツアー共同開催の「UBS香港オープン」に
出場していた川村昌弘プロ(22)は、最終日を「65」と踏ん張り、11位でフィニッシュしていました。
年間48試合という長丁場の欧州ツアーは あと残り4試合。大詰めを迎え、欧州のトッププロが集まり
レベルの高い戦いとなっています。そんな場所で参戦できているのは、日本人選手では川村昌弘プロだけ。
ちなみに「UBS香港オープン」で、タイのトンチャイ・ジェイディ選手は8アンダーの13位、来年は
米国シニアツアーにも目を向けているプラヤド・マークセン選手は、3アンダーの35位でした ・・・
さて2013年、欧州とアジアの共催「アジアパシフィックパナソニックオープン」優勝からアジアンツアー
出場へスタートした川村昌弘プロ。日本ツアーとアジアンツアーの掛け持ちが今年で2年目になりました。
今年の戦績は11月1日現在、国内ツアー14試合(38位・約2,112万円)、アジアンツアー9試合(30位・
105,515ドル)と共に来年のシード権は獲得できています。アジアのシード権は上位60位以内ですが、
他の日本選手では 丸山大輔プロが70位、谷昭範プロが78位ですから両方のシード権は川村プロだけです。
他ではマークセン選手が日本では15位(3,980万円)、アジアでは10位(197,299ドル)、立派です。
でも川村昌弘プロはアジアの順位30位より更に上を狙っています。アジアンツアーで30位以内に入ると、
来年の欧州ツアー(共催競技)に出場できるチャンスが増えますので、アジアの残り試合7試合で25位
以内には入っておきたい所。12月中旬の最終戦までの圏内入りを目標ラインに置いているようですヨ。
タイにいる我々が、川村昌弘プロに頑張っていて貰いたのは、欧州ツアーとアジアンツアーが合併し、
将来的に大規模なツアーに発展する可能性が出てきたからです。すでに今年8月にスポンサーなどの
ビジネス業務、メンバー制の統一に向けて、総括的な提携を行なったと、メディアが報じていました。
欧州ツアーから話を持ちかけたようですので、それだけアジアンツアーの実力と今後の発展を認めている
ということでしょうネ。さぁ~ この合併に、JGTO・JPGAは どう接触するでしょう、見物ですネ。
現在、4大メジャーと世界ゴルフ選手権を除けば、アジアンツアーは19試合、 欧州ツアーは
41試合行なっており、そのうち4試合が欧州とアジアの共催でした。1999年に初の両ツアー・
共催競技が行なわれてから、これまでに16年間で92試合が実施されてきました。
ですが、もし合併となれば 単純に足し算すれば、合併により60試合規模のツアーがスタートすることに
なります。余りに多くなるので、賞金の高い試合と低い試合で2部制にする、なんて噂も出ています。
アジアンツアーで稼いだ賞金が、欧州ツアーへの出場権に直結する仕組みに変わるかも知れません。
欧州ツアーに参戦したい川村昌弘プロにとっては、これほど素晴らしい話はありません。だから私たちも
アジアンツアーに拘ってほしいわけですネ。12月中旬まで川村昌弘プロの戦績に注目です!
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