タイのジャズ・ジェーンワタナノンド選手(24)が、また やりました。今季は本当に強くなった!
アジアンツアーの最終戦「タイランド マスターズ」で昨日、2位に5打差をつけ 通算23アンダーで
今季4勝目(2週連続)です。 コースはパタヤにある「フェニックス・ゴールドG&CC」でした。
<アジアンツアー通算4勝目>
すでに、アジアンツアーの賞金王は 決まっていましたが、この優勝で約106万ドル(約1億
1,660万円)になり、2位に約50万ドルの差をつけて、アジアンツアーでダントツの強さでした。
日本ツアーでも賞金ランク7位(約8,043万円)。日本とアジアを またにかけて大活躍です。
昨日、アダム・スコット選手が勝利した、欧州と豪州ツアー共催の「豪州PGA選手権」も
終了しましたので、これで初のマスターズ出場(2020年4月9日~12日)を確実なものに
しました。19年末において世界ランク50位以内に入っていれば出場できるマスターズ。
45位の順位は変わらず、夢が実現します。 彼にとって、これが一番嬉しいでしょうネ。
<2勝目を挙げた際、両親と喜びを分かち合いました>
でも 華奢な体(173cm / 66kg)で、今年は凄い戦績を残しました。何度か、そばで見ていますが
石川遼プロ(175cm / 70kg)より小柄です。24歳ですが、すでに来年で10年選手なんですヨ。
タイ国内のジュニア大会で、いくつかの優勝をしており、アジアンツアー最年少予選通過記録
(14歳71日)の保持者でもあります。 プロ転向は15歳(10年)で遼プロと ほぼ一緒です。
<ジュニア時代に遼プロが来タイした折、二人でプレーしたことも>
だからか、“タイの遼クン” なんて言われもします。ジュニア時代の憧れは、石川遼プロでしたしネ。
日本ツアーの1勝は、今年1月の日本とアジアの共催試合「SMBCシンガポールオープン」でした。
やっぱりアジア各国のコースで鍛えられていますから小柄でも、ショートゲームとパッティングの
レベルが高いんでしょう。 また、アジアンツアー自体も レベルがアップしていますからネ。
今季のアジアンツアーは年間25試合がありました。このうち、約半分の試合が欧米と日本との
共催試合ですから、アジアの強豪選手と欧米選手との戦いです。世界賞金ランキングの加算
ポイントも高く、欧米ツアーに羽ばたけるチャンスは、日本ツアーより確率が高いでしょうネ。
また、日本ツアーと違うのは、アジアンツアーの多くの試合は世界180カ国、750万世帯以上へ、
全4日間の映像が届けられているんです。プロアマ大会には各国の主要ビジネスマンたちが
集い、時にはその国の首相が優勝者へトロフィーを手渡すこともあります。アジアンツアーは、
我々日本人ゴルファーが思う以上に、注目も浴び、選手のレベルも上がってきているんです。
近年 ますます 欧米ツアーのコンタクトも激しくなっているといいます。
<ジョシュ・バラック氏>
これには、アジアンツアーのCEOに就任して来年で4年目になるジョシュ・バラック氏(49)の
手腕が大きいと言われています。米国カリフォルニア州出身のアメリカ人で、奥さんが日本人
(道子さん)です。非常に日本に理解のある親日家だと聞いています。青木会長もコンタクト
しているようですが、日本ツアーも もっとアジアンツアーと交流を深めるべきでしょうネ。
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