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プミポン国王が死去されて1週間が過ぎました!

2016年10月20日 | タイの出来ごと、あれこれ
  
 プミポン国王がご逝去されて今日で1週間になります。 毎日 地方から王宮への弔問者が絶えません。

国民の絶大な支持を受け、敬愛されたプミポン国王の昔の映像が、毎日 放映されていますが、
私たちが始めて見る国王の得度式や戴冠式・結婚式、地方を視察したりしているお姿など、
当時の時代背景や国民の容姿など とても興味深い映像が多く、毎日 見入ってしまいます ・・・

 

政府は国民に弔意を示す服装などを求めたこともあって、相変わらず黒系の服が品切れ状態の
ようです。 また 政府は低所得者のために、約800万人分の黒いTシャツを無料配布することを
決めたり、喪服の代わりに喪章で代用することを認めるなど、結構 神経を使っているようです。

黒服を着用する代わりに黒いリボンを装着しても構わないと公式見解を述べたうえ、「ラマ9王」 に
因んで、黒いリボン 999万9999個を 国民に無料配布することも発表しています。 

 

バンコク市内ではビルごとに追悼の祭壇が設けられたり、黒白の布がかけられたりして、
個人だけでなく、組織や団体でも それぞれ思い思いの国王に対する気持ちが伝わってきます。

国王の死去に伴う 「自粛」 も考慮され、プロサッカーや国技ムエタイ (タイ式キックボクシング) の
試合などが中止になっていますネ。 なかでもサッカーは、終盤戦に入って順位争いをしている最中で、

一部 反対や批判もあったようですが、タイ・サッカー協会は残るリーグ戦の中止を決めました。 タイの
サッカー熱は、賭け事の対象になるくらい燃えてしまいますから 中止もやむを得ず 仕方ありませんネ。

 

政府は服喪期間を1年とし、30日間の娯楽行事の自粛も求めていますが、ケースによっては批判の
矛先が軍事政権に向きかねず、政府はこの娯楽行事の自粛にも神経をとがらせているようです。
 
一番 最初にやってくる伝統行事が11月14日かな、ロイクラトン (灯篭流し) です。 開催中止の
噂がありましたが、派手な娯楽イベントや花火などを控えれば開催しても構わないとしました。

既報の通り、ワチラロンコン皇太子は追悼のため即位時期の延期を申請しています。 しかし
王位が空位になるため、プレム枢密院議長が暫定摂政に就任することも発表されています。

 

王位継承や民政復帰の時期が不透明になることで、やっぱり政府は社会的混乱が起きるのを警戒します。 
プラユット首相は近い内に即位することや、民政復帰に向け、新憲法を公布し来年11月~12月に総選挙を
実施することなど発表し、将来の不透明感の払拭に気を遣っています。

そう言えば 国王が亡くなる前、タイ警察は10月末にテロの起きる可能性があると言っていましたが、
これまで同市内で爆弾テロを計画したとして1人を逮捕。 別のテロ容疑でも大学生らを摘発しているとか。

 日系企業1,731社が加盟するバンコク日本人商工会議所も、テロや政府の動向、そして
自粛ムードの影響など、見守っている状況だと聞きました。 まったく同感です ・・・  



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1 コメント

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皆さんへ (nagaichi)
2016-10-20 19:12:12
王室への誹謗中傷は削除していますので
宜しくお願いします。
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