タイでゴルフ友達になりましょ。

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タイ語で、ヌー・ラック・メー って?

2008年08月13日 | タイの出来ごと、あれこれ
昨日は、バンコク市内を歩く子ども連れのお母さんが多かったのでは・・・ と、想像します。

そうです! 昨日12日はシリキット王妃陛下のお誕生日で、「母の日」でもありましたので、母親は地下鉄を無料で利用でき、
レストランでは「お母さんは半額」等のサービスがあったり、お母さんだけが特別扱いされるタイの貴重な日となります。

シリキット王妃は1932年(仏暦2475年)にお生まれになりましたので76歳になられます。父の公務の為フランスに
行かれた折に、当時フランスにご滞在中だったプミポン王に見初められて、1950年(58年前)に結婚なされたと公表されています。

父の日は、プミポン国王陛下のお誕生日12月5日となりますのでタイの母の日・父の日は、非常に分かり易い、説得力のある日に
それぞれ設けられています。日本でも戦前までは、昭和の皇后陛下のお誕生日である3月6日が母の日だったと聞きますが
真意の程はどうであったのでしょう?

タイの母の日も、シリキット王妃の社会福祉活動などのご功績を称えて、今から32年前の1976年からシリキット王妃殿下の
お誕生日とされたと聞きますので、それほど シリキット王妃のお誕生日が母の日になった歴史は長くは無いんですネ。 
にも関わらず、母の日として国民の間にはしっかりと、且つ 自然に根付いているように、我々外国人には思えます。

もちろん 昨日は祝日となり、数日前から大きな建物のエントランスには王妃殿下の写真や肖像画が飾られ、街全体でお誕生日を
祝福します。日本の母の日にカーネーションを贈る習慣は、アメリカの母の日の直輸入版なのですが、タイの母の日には、
白いジャスミンの花を贈る習慣になっており、街中のあちこちでこのジャスミンの花(造花も)と、カードが売られます。

日本では「お母さん、いつもありがとう」とカードに書かれ、感謝の気持ちを表現しますが、タイでは「お母さん、愛している、好き」と
書かれ、愛情を表現します。これもタイらしくプミポン国王陛下、シリキット王妃陛下を愛することから来ているのでしょうか。

またタイでは惑星にちなんだ曜日ごとのラッキーカラーがあり、日本人が血液型占いを信じるのと同じ感覚で、曜日の色に拘ります。
プミポン国王は月曜日にお生まれになった黄色、シリキット王妃は金曜日なので水色と、言うように昔からの文化・風習で、国民も
曜日に合わせた服装を着用します。ここの所 即位60周年、ご生誕80年とプミポン国王のお祝いが続きましたので、黄色服の
着用が際立っていました。ある時など、バスの乗客の8割が黄色いシャツという光景も見られました、っけ。

ですので、8月12日はシリキット王妃がお生まれになった金曜日の色、水色で王妃さまへの尊敬や感謝の気持ちを表すために、
こぞって水色の服を着る、ゆえに街中が水色に染まる、という図式のなるわけですネ。また 当日には、主要な建物の入り口には
王妃さまの写真が大きく掲げられ、水色の旗がはためき、新聞の一面にはお祝いの言葉が踊ります。

子供が着ている水色のシャツには、「ヌー・ラック・メー」と書かれ、“ヌー”というのは、子供が自分を呼ぶ時に使う一人称、
つまり“わたし・僕はお母さん(メー)を愛しています(ラック)”と・・・ 
更に「ケー・ペン・コン・ディー」“ずっといい子でいます”と書かれているシャツも出てきました。可愛いらしいですね。
ワタクシも今から着ようかしら・・・  もう遅い、ってか!! 



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1 コメント

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子供の気持ちは♪ (ben0501jp)
2008-08-13 13:33:40
小さな子供の気持ちは大切にしたいですね!

今の時代・・・・何かこのような気持ちが足りないような?
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