日本でツアーが開催中にバンコクで初めて行なわれた「LIVゴルフ第6戦」へ、日本人選手
として、唯 一人出場した谷原秀人プロに、様々な声が飛んでいました。 昨日からの続きです。
ネット上では、“最下位でそんなに貰えるなら、日本ツアーを見切っても出た甲斐ある”
“賞金だけ考えればベストな選択” “毎回出て最下位でも何千万も貰えるなら練習しなくても
今まで以上に暮らしていける、向上心が無くなる” “日本ツアーは四日間頑張って優勝しても
1,000万円、LIVゴルフは三日で予選落ちなしの最下位でも1,700万円貰える” 等々 ・・・
やはり 余りの賞金の違いと、LIVゴルフの異常な金額が根元になっているようです。
“谷原選手会長にJGTOから何のお咎め無しということは、日本ツアーは、LIVゴルフに
買収される話が進んでいるのではないか” なんて、買収話まで上がる始末です。
JGTO(日本ゴルフツアー機構)は、PGAツアーも LIVゴルフでも どちらの出場を望む
選手に対して、“JGTOはどちらもサポートする” と、中立的な姿勢を示していました。
それが、LIVゴルフに出場した日本ツアーの選手は、明日から始まる「ZOZOチャンピオン
シップ」などのPGAツアーの競技に、今季は出場できないことが、PGAツアーからJGTOへ
通達されたことで、雲行きが変って来たようです。LIVゴルフに参戦していた谷原プロ以外の
稲森佑貴・木下稜介・香妻陣一朗プロの三人の名は、第四戦目から突如 名前が消えました。
最終的には米国PGAツアーに出場希望の木下稜介プロなどは、LIVゴルフに参戦したことに
後悔しているようです。“四名で構成していた「オール・ジャパン」チームは壊滅した” と
米国のメディアに報じられていました。そして、ゴルフ界ではアジアで一番の地位にある
ツアーの選手会長でもある谷原プロが、今回のバンコク大会に参戦したことに驚いています。
谷原プロは、サウジアラビアで開催される LIVゴルフ第7戦にも出場する意向を示しています。
谷原秀人会長の考えもあるんでしょう。米国メディアに、”世界の有名選手が高額の参加料を
受け取って他のツアーの大会に出ていることと、LIVゴルフに出場することの何が違うのか、
分からない” と語っているようです。 確かに谷原秀人プロの意見には一理ありますよネ。
自分の意思を貫くことは立派ですが、ただ 男子ツアーは低迷期と言われている中で、
選手会を率いる立場にあり、他選手やスポンサー企業への影響力も大きいでしょうからネ。
日本でも、よくJGTOと話し合った上で、そろそろ選手と選手会長の立場として、出場して
いることに、選手達や日本のメディアにも自身の意向や考えを語るべき時期なんでしょうネ。
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