私たちは何気なく使用しているパスポート。 タイの人から日本のパスポートを 羨ましがられます。
なぜか? 日本のパスポートだと170カ国を ピザなしで渡航することができるからですネ。
偽造パスポートで、日本パスポートの人気が高いのも、そんな理由もあるんでしょう。

7.62×12.7センチの紙でできた小冊子であるパスポートですが、「政府ないし、それに相当する
公的機関が交付し、国外に渡航する者に国籍 及び その他身分に関する事項に証明を 与え、外国
官憲に保護を 依頼する公文書である」 そうです。 そんな難しく考えたこともありませんよネ (笑)
パスポートとビザというのは、単に国と国を 行き来できるというだけでなく、二カ国間の関係、
国と国との相対的な状態を 表しているものでもあり、海外へ出ると大きな影響力を 持ちます。

島国である日本では、海外旅行にでも出かけない限り、家のどこかにホコリを 被ったままにある
パスポートですが、タイのように陸続きとなっている国だと、国境を 越えたりする場合もあるので、
常に携帯していなければならない場合もあるでしょうネ。
日本のパスポートだと170カ国を ピザなしで渡航することができますが、これはカナダ、フランス、
ノルウェーなどと並び、世界で4番目に渡航できる国が多いんですネ。 しかし、上には上があって
イギリス・スウェーデン・フィンランドが1位で173カ国、アメリカ・ドイツ・ルクセンブルク・
デンマークが2位で172カ国、3位はオランダ・ベルギー・イタリアで171カ国だそうですヨ。


<タイのパスポート、青は公務員用…>
タイは というと、68カ国。 日本の約三分の一しか、ビザ無しで行けません。 北朝鮮は41カ国、
再下位はアフガニスタンで28カ国だそうです。 ここから各国の違いが分かります。
シンガポールの167カ国は別として、マレーシアでも163カ国ですから タイの68カ国は寂しいな。
今後 タイはアジアの経済共同体の中心国になるんですから、タイ政府は もう少し外交を 広めなくては
いけませんよネ。 タイの政治家で、二重国籍を 持っている者も 結構 いると聞きますから尚更です。

タイでは、二重国籍者は許されておらず、国際結婚カップルの子息などでタイ国籍と外国の
国籍を 取得している場合、20歳までにどちらかの国籍を 破棄しなければなりません。
ただし、タイ国籍法が改正された1965年前に生まれた者は、この限りではないと聞いています。
民主党の元党首でアピシット元首相は、首相時に国会審議の中で 「首相は二重国籍者」 との野党の
指摘に対し、「英国籍を まだ放棄していない」 と述べ、タイと英国の国籍を 有していることを 初めて
認めました。 この時 アピシット元首相は 「二重国籍は合法と考えられている為」 と説明しています。

<アピシット元首相も二重国籍ですって…>
彼は、1964年8月の英国 ニューカッスル生まれなんですネ。 確かに タイ国籍法が改正された
1965年前に生まれ、ぎりぎりセーフでした。 このように49歳以上のタイ人には二重国籍が多いとか。
アピシットはタイ語で 「特権」 を 意味するそうです。 なるほどと、笑っちゃいました。


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