25日のSCB本店前での反政府デモにおいて「発砲事件が起きた」と聞いて、
“それはまずい” と、誰もが思いました。が、参加者とは無関係で良かったです。
真相は主催者側から警備員アルバイトとして依頼された二つの専門学校生徒の争いでした。
分担エリアを巡って言い争いから起きた発砲事件だったといいます。ヤレヤレですねぇ~
<昨日もラットプラオ交差点でデモが …>
タイでは、専門校や職業訓練校の学生同士のケンカから銃を発砲する事件は珍しくありません。
巻き添えに遭って死傷することもあります。 今回は3人が銃で撃たれて病院に運ばれました。
「平和的な抗議運動だ」と訴えながら行なっている民主化運動デモで、参加者が銃を持ちだした、
なんてことになり、それを口実にタイ警察と撃ち合いにでもなったら、大変なことになります。
これからも、しばらくは民主化運動集会やデモは続くでしょうが、タイ人同士の暴力沙汰
だけは出ないように祈るばかり。今のタイ国はコロナ禍より反政府デモの方が心配ですネ。
<ユタサック総裁>
ところで、タイ国政府観光庁のユタサック総裁が、“タイの観光収入を新型コロナ禍前の
8割までに戻すには、22年まで待たなければならない” なんて見方を示していました。
確かに欧米の現況、日本や韓国までもが新規感染者と懸念される重症者の増加を鑑みると、
同感せざるを得ません。 来年も感染再拡大で渡航制限が長引いたり、強化されたりする
可能性は大であり、全く観光業の先行きは依然不透明です。いくらタイ国がコロナを
抑え込んでも諸外国の感染が終息しなければ、どうすることも出来ませんからねぇ~
もうワクチン接種に期待するしかありません。昨日、トランプ大統領は早ければ来週にもワクチン
配布が始まると息巻いていましたが、日本も国内の実用化に向けた動きが加速しているようです。
タイ政府も昨日、英国製薬アストラゼネカ社がオックスフォード大学と共同開発している
「新型コロナウイルスワクチン」について、2,600万回分の供給契約を締結しましたネ。
2回の接種ですからアストラゼネカ社から提供されるコロナワクチンは1,300万人分です。
<アストラゼネカ社のワクチン>
ただ、アストラゼネカ社のコロナワクチンについて、臨床試験結果を巡り疑問の声があるとの事で
気になります。 同社はその有効性を訴えるために、再度 追加で世界的な臨床試験を実施すると
していますが、どうなるんでしょう。 日米のワクチンだってまだ不透明な部分を残し不安です。
タイ国はコロナ禍よりも、今度は12月5日(土曜)のプミポン前国王の生誕日で「父の日」の祝日が
気懸かり。今年は11日(金)に振り替えられ10日(木)の憲法記念日から4連休になります。民主化
デモは憲法改正も訴えているだけに、この期間のデモと集会が激しくなりそうで憂慮してしまいます。
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インフルエンザワクチンの場合は、接種しても、インフルエンザに感染する割合は50%程度ありますが、ファイザー、モデルナ等のコロナワクチンは95%程度の有効性があるそうですが、本当なのか?
インフルエンザワクチンは感染しても重症化が防止できるという効果が強いですが、コロナワクチンは重症化にどの程度効果があるのか?
インフルエンザワクチンは年に一回の接種が基本だが、コロナワクチンは1年に何回接種する必要があるのか(抗体の有効期間は何か月なのか?)?。
副作用は本当にないのか?3万人程度の治験で大丈夫なのか?
ワクチン開発は通常は5年~10年かかるのに、7か月程度の短期間で問題がないのか?
あまりにも未知数な部分が多く、ワクチン接種を拒否する国民が多そうな気がします。
タイ政府は英国のアストラゼネカ社のワクチンを採用するようですが・・・アストラゼネカ社と言えば、10数年前、日本で歴史に残る重大な薬害事件を引き起こした会社です。
イレッサという肺がん治療薬の副作用で、日本では800人以上が亡くなりました。
原因は、アストラゼネカ社が利益追求のあまり、副作用に注意を払わなかったことが要因と言われ、日本の厚生労働省も、イレッサを通常は1年以上かかる審査期間を短縮し、たった5か月で緊急認可を出した、と言う経緯があります。
なんだか、今回のワクチン開発、緊急認可・・・ダブって見えてしまいます。
http://iressabengodan.com/about/
ワクチンは万能ではありません。ワクチンが出来たら、コロナ前の状態に戻れる、というのは幻想と考えたほうが宜しいでしょう。