タイの人々の間で “サッポロ” って、意外と知られています… そう、北海道の札幌です。
フジ(富士山)、サクラ(桜)、ユキ(雪)・・・ なんかが、日本のキーワードのように言われる場合も
多いのですが、最近は “サッポロ” が、うなぎ登りのようですヨ・・・ どうして??
それは毎年恒例、北海道の札幌雪まつりのイベントの内の一つ 「国際雪像コンクール」で、タイが
3年連続の優勝を遂げているんですネ。今年で37回を数えるそうですが、タイの出場回数は14回で、
優勝は通算5回目です、って・・・ この数字を見ると 最近メキメキ力を付けてきたように感じられます。
この雪像コンクールでタイチームが優勝するたびに、タイのTVニュースにも取り上げられますので
しかも ここの所 毎年ですから否応でも、タイ人の間で “サッポロ” と “雪まつり” の知名度が
上がっているワケですね。 タイでは 「行きたい外国」 で、どんな年代でも 日本はベスト3に
入りますが、ここ数年は 「札幌の雪まつり」 に合わせて訪日するタイ人も多いようですヨ。
<巨大ワニと青年クライトーン>
さて、今年 優勝したタイチームの 「クライトーン」 をテーマとした作品は、タイに伝わる勇敢な
男性、クライトーンの伝説物語… 村人に被害を与え続ける巨大ワニに 勇敢にも青年・クライトーンが
闘いに臨み 見事退治してしまい、村と村人を救った と云うお話しです。 敵や困難にぶつかった時、
それに立ち向かう強い勇気と知恵を持つことの教訓を例えているんだそうです・・・
因みに、2位 ニュージーランド、3位 香港、4位 ロシア、5位 フィンランドで、その他参加した国々は
中華人民共和国・ハワイ・韓国・インドネシア・ポーランド・シンガポール・スウェーデン・オランダ・
アメリカ・・・ 等々でした。 でも タイの三年連続の優勝は見事ですよネ。
元々 タイ人は手先の細かい作業は得意なんでしょうネ、竹細工なんかも 「よくこんなモン作るなぁ~」と
感心する物がありますもんネ… 高級ホテルのパーティーなんかでも、氷細工であしらった立派な飾り物も
よく見かけます。 この辺のトップクラスのスタッフを札幌に送り込んだんでしょうか?
<訪日が増えている>
昨年 訪日したタイ人数は約178,000人、これは韓国・台湾・中国・米国・香港・豪州・英国に次ぐ8番目の
人数ですが、タイの中間層の間では、日本はパッケージツアーなどで手軽に行ける先進国として 人気が
定着して来ていると聞きます・・・ 今回のような優勝で、またまた訪日するタイ人も増えるんでしょうネ。
そうそう、タイのテレビ放送で日本専門の旅行番組が二つほどあり、これが結構 人気も関心も高いと・・・
その一つは、タイで有名になった佐野ヒロさんと云う日本人俳優がナビゲーターになっています。
もっともっと 沢山のタイ人が訪日できるようになると良いですネ。
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風光明媚で札幌のような雪国もあり、大都会東京や大阪があり、清潔で、安全で、礼儀正しく、カスタマーサービスに徹した国。
食事は世界中で人気の日本食。勿論中国並みの中華もあれば世界中のグルメが食せますよね。
勿論チップなんか不要。
タクシーに財布を忘れても戻ってくるのが当たり前レベル。
例を挙げたらきりが無いくらいハイレベルです。
物価も下がってきました。
日本はもっとハイテクな観光立国を目指せば、経済も良くなるように思います。
超先進なハイテクを駆使する国を、1度は訪れたいと思う人々は結構世界中に多いと思うのですが。
日本は、やはり 物の高さが問題でしょう。
旅行社が一体となって、交通の足・ホテル・食事面を何とか工夫すれば
もっと増えると思いますが、政府指導も必要でしょうね。
特にアジア地域は、特別に考えるべきです。