日本ゴルフのドレスコードあれこれ ・・・ ３

　　
　全てではありませんが 日本のゴルフ場では、裾を 入れてプレーすることを 義務付け、
ドレスコードにしています。　若い人には理解できません。　昨日からの続きです。

“裾 入れプレー” は、ゴルフ発祥の地 スコットランドが非常に寒く お年寄りが多かったことから、
裾を 入れてプレーしたのが原点だとか。　紳士のスポーツでも何でもない、ただ 寒さ予防のため

　

だったと 聞くと　「オイオイ？」 となりますねぇ～　　こんな原点を 忘れて一部のゴルフ場では、
ドレスコードを 盾に いつまでも “裾 入れプレー” を 言っている、となったらねぇ～

私らの世代は、ドレスコードだからと 言われるままに 裾入れを 守ってきましたが、今の若い人は
納得しなければ従いません。　若い人が納得しないのは、こんな原点を 知っているからかも ・・・

　もう一つ反感を 買われているドレスコードがあります。　ショートパンツ着用時は、プレーの際、必ず
ハイソックスの着用というのがあります。　ショートパンツに ショートソックスはＮＧだといいます。

　　

“こんな変な格好もありぁ～しない、半ズボンにハイソックスなんて“ と若者は笑います。　余りにも
センスが悪すぎる、半ズボンに ショートソックスが なぜいけない。　これもスコットランドの慣習
からきているのか、と言われそうです。　今の時代、もう少し納得されられる説明が必要のようです。

余談ですが、元々 イギリス人やフランス人は、ちょっとしたクラッシーな場所で半ズボンを
はくことは なかったと言います。　男性が人前で脚を 出すなんて失礼に当たると ・・・　

きちんとした男性は、決まって長いズボンを はいていたと聞きます。　そこでスコットランドの
ゴルフ場では、短パンには、ハイソックスということになったのかも知れませんネ。　ところで、
人前で短パンという風習を 変えたのは、短パンが大好きなアメリカ人だったとい説もあります。

　

　タイでもクラッシーな場所で半ズボンというのは敬遠されていました。　以前、半ズボンは低階層の
服装とされ、富裕層は着用していなかったという歴史があります。　ですから昔のゴルフ場では、

タイ人の半ズボン姿というのを 見かけませんでしたよネ。　今でも、暑いからと言って中高年の
タイ人ゴルファーに、短パン姿というのは少ないですヨ。　今度 注意して見て下さいな。

裾出しやショートソックスが ＮＧなら、女子プロの “へそ出し” やジャンボ尾崎の “ダボダボ
ズボンと派手なシャツ”、石川遼の ”ジーンズみたいなカラーパンツ“　もドレスコードに 入れろと、
言われそうです。

　

また、ドレスコードを 云々言う前に、グリーンのボールマークを 直さない、フェアウェイにも目土
しないような、中高年のゴルファーを 指導するほうが、もっともっと大切だと、言う人もいます。

　ご尤もな指摘ですネ。　日本の夏で天気の良い日に、ＧパンとＴシャツでラウンドすることを
想像してみても、今の時代では抵抗感なく、それはそれで、カッコいいかもと思いますが、
いかがでしょう。　　　　



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