6月に開幕したサウジアラビアの政府系ファンドが資金提供する超高額賞金の「LIVゴルフ」へ
出場した選手に、米国PGAツアーは、10月以降の主催大会への出場を認めないことが決定されて
います。先月末にJGTO(日本ゴルフツアー機構)へも伝えられています。 昨日からの続きです。
よって、谷原秀人選手会長(43)・木下稜介(31)・稲森佑貴(27)・香妻陣一朗(28)の
四人は、10月に国内開催の「ZOZOチャンピオンシップ」だけでなく、PGAツアー下部の
「コーンフェリーツアー」の予選会にも出場できなくなりました。
PGAツアーは、LIVゴルフが設立された当初から 猛烈に反対と批判をしていましたから、日本
選手だって、何かしらの罰則があるだろうと予想できたでしょうにネ。 もう少し JGTOが
PGAツアーとコミュニケーションが取れていれば、谷原会長も参戦することも無かったでしょう。
JGTOの規定に、国内ツアーを欠場して海外試合に出場する場合、四大メジャーなどいくつかの
出場を容認しています。 PGAツアーに確認を取らなかったな? 青木功会長は、LIVゴルフも
同等の扱いとするとし、彼らの出場を 激励しながら容認しました。ちょっと読みが甘かった
のかも知れませんでしたネ。ただ、誘いを受けて参戦しなかった選手も多く居たようです。
LIVゴルフにて、短期間で8,000万円の賞金を得た木下稜介プロは、“もう LIVゴルフには
参戦しない” と言っているといいます。代償は余りにも大きかったですネ。彼の目標は
PGAツアーでプレーすることですから。今後 参戦しなければ 23年以降はPGAツアーや
下部ツアーの予選会に出場できるようですが、挑戦が一年延びてしまいました。
でも悪いことばかりではありません。PGAツアーは2024年からは、1月から始まる日程に
戻されるようですが、LIVゴルフがスタートしたことによって、多くの改革が行なわれ、
PGAツアーに出場する、特に下位の選手の待遇が改善されていくようですからネ。
<サドム・ケーオカンジャナ選手>
LIVゴルフにはタイ国からも、世界ランク300位内の資格で 今 一番 乗っているサドム・
ケーオカンジャナ、パチャラ・コンワットマイ、ジャズ・ジェーンワタナノンド選手らが
参戦しています。サドム、パチャラ選手は、短期間で相当の賞金をゲットしています。
<パチャラ・コンワットマイ選手>
タイ国のように自国のPGAが小規模なアジアの国々の選手は、米国PGAツアーを気にせず
参戦して行けば良いでしょうねぇ~ LIVゴルフにも多くのトッププレイヤーが出場して
いますから彼らと競えますしネ。 ただし、LIVゴルフが継続されれば の話ですが ・・・
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