今のタイでは、日本製品は何でもあって、ないものを捜すのに苦労するくらいです。
日本国内で販売個数は年間4億本以上、業界トップを誇る、いわば国民的アイス
キャンデーの「ガリガリ君」も、昨年の3月から本格的に販売をスタートさせています。
同月までに約2年間のテスト販売を経て、赤城乳業(本社・埼玉県深谷市)の海外子会社
AKAGI ICE ASIA PACIFIC社(AIAP)を設立。今年の6月から現地生産の流通が始まりました。
一つ19バーツ(約63円)で、既存のソーダ味に加え、6月より新しいフレーバーとしてグループ味と
ストロベリー味を投入し、現在は5フレーバーが流通しています。 (日本でも60円ですネ)
昨年あたりに、よくコンビニの前でガリガリ君をかじっている小中学生を見かけ、「おっ、
ガリガリ君も来てる!」って、思いました(笑)。 なぜか物凄く可笑しかったです ・・・
<井上会長>
海外へは日本から近い台湾には 既に輸出されているんだそうですが「海外に子会社を展開するなら現地で
生産したかった」と 赤城乳業の社長であり、AIAP社の会長を兼任する井上創太氏が雑誌に答えています。
初の海外子会社設立の地にタイを選んだ決め手は二つあったそうで、アイスキャンデーを
売る環境として必要な道路など、物流のインフラ面が整備されていること。そしてスーパー
マーケットやコンビニといったモダントレードが発達していたことだそうです。
井上社長は触れていませんが、思うに昔からタイの親日的なことと現在の日本ブームも
後押ししたんでしょうネ。 上述の二つでしたら他国で、いくつもありますからねぇ~
確かにタイはセブンイレブンの店舗数は昨年7月末現在、9,278店と日本(1万8,860店)に次いで
世界2位ですものネ。因みに3位以下は米国8,378店、韓国8,238店、台湾5,057店、中国2,244店。
また世界の店舗数が6万店に達し、東南アジアではマレーシア2,016店、フィリピン1,760店、
シンガポール455店、インドネシア179店。今年の4月にはベトナムに1号店が開店しました。
<専用のボックスも ちらほら>
ところで、タイには日本のような仲卸が少なく、メーカーは小売業者に直接納品するため、消費者が多く
利用するコンビニなどの小売業者に納品できるかどうかがポイントになるようですヨ。当然、その小売
チェーンが拡大すれば、商品の流通を拡大することができます。セブンイレブンは正にドンピシャリです。
でも、まず消費者に認知してもらうには、実際に食べて、知って、感じてもらうことがPRに繋がる
という発想から、定期的にイベント会場や若者が集まるショッピングモールで、ガリガリ君の配布を
行なっているようですヨ。 するとタイ人はSNSが大好きな国民ときていますから、
新しいもの、珍しいものは写真をアップしてくれ、大きな広告塔になってくれます。
設立した当初は、タイ全土の約3千店規模に置いて、売上30億を目指すとしていましたが、セブン
イレブンだけでも目標を達成しちゃうでしょう。 そして東南アジア全域に浸透していくのかな。
あとは、ガリガリ君のどんなコピー製品が出てくるか楽しみかな ・・・
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