国内女子プロの世界、また 新たに正式な競争相手が22人増えました!
28日に、2017年のプロテストが終了し、2アンダー19位タイまでの22人が合格しましたネ。
3月~4月の第一次予選(3地区)を勝ち抜き、5月の第二予選、そして7月末の最終テストに
残った105名の内の22名ですから大変な競争率です。 挑戦した女子は何人になるでしょうネ?

<勝みなみ・新垣比菜さんは仲良く9位タイでした>
ましてや今年は勝みなみさん、新垣比菜さん初め、最終テストに進んだ105人中43人を占めた黄金世代
(1998年生まれ)の集まりでしたから、尚のこと厳しいテストだったでしょう。その中でトップ合格と
なったのは、やはり黄金世代の一人で2度目の挑戦の松田鈴英(れい)プロでした(通算11アンダー)。
結果的に合格ラインは2アンダーとなりましたが、LPGAにて記録が残る1996年以降で、
最少スコアだったといいます。 喜びに浸る選手がいる一方で、ハイレベルな試合で涙を
流した選手も多く、黄金世代でも明暗が分かれました。

<松田鈴英プロも98年1月生まれです>
トップ合格した松田鈴英プロは、来週の4日から始まる「meijiカップ」から今季のレギュラーツアーの
出場権(日本女子オープンなどメジャー3試合を除く)が付与されるといいますから大変なご褒美です。
合格者に与えられるLPGA会員資格を持っているか 否かでは 多種にわたって大きく違うようですヨ。
毎年末に行なわれているQT(翌年の出場権を競う)で、サードQT以上の進出者は
1年間のみ適用できる単年登録者として、ツアーに出場できる機会が生まれます。

<今回 合格した22人、喜びに溢れています>
会員は60万円の入会金、以降は年会費として毎年72,000円を協会に納めれば会員を
維持できますが、単年登録者は毎年 当該年ごとに50万円(税別)の登録料が必要です。
単年登録者は入会金はないものの、レギュラーツアーへの出場権をかけたQTのエントリー
フィーも異なり、サードとファイナルではそれぞれ会員が54,000円、単年登録者は108,000円と
倍額になります。さらに細かいところで言うと、会員はLPGA提携のホテルやレンタカーを

<韓国選手はほとんどが単年登録者とか>
優待料金で使用できるほか、冠婚葬祭への補助金などの福利厚生も利用できるといいます。
両者の間ではツアーを戦う上で、かかるコストの違いも大きく違ってくるんでしょうネ。
まぁ~ 韓国選手のように単年登録でも活躍しているプロは別でしょうが、単年登録者ではプロと
呼べない、中途半端な状態だと思う選手が大半だそうです。今年からツアーで優勝するか、3年
連続で賞金シードを保持すれば会員になれる、という規則が復活していますが、簡単ではありません。

<練習に余念がありませんでしたが>
とにかく、テストに合格して誰にでも認められるプロになりたいのは 皆 同じでしょう。
会員と単年登録者の間の一番の違いを “ステータス” と感じる選手も多いと聞きます。
LPGAの会員プロとして認められることの重みを、我々でも改めて思い知ります。ですから、
今回 プロテストに合格した22名は 今までの人生で一番に嬉しい出来事でしょうネ。


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