タイのアリヤ・ジュタヌガーン選手(23)が、米国スポーツ専門局『ESPN』の「THE DOMINANT 20
(スポーツ界を支配したトップ20)」で、4位に選ばれました。また一つの勲章が加わりましたネ。
今年のアリヤ選手は「全米女子オープン」を含む3勝(トップ10入り17回)、現在 世界ランク1位、
年間最優秀選手賞、年間女王(100万ドル)、平均スコア1位(69.415)、賞金女王(約267万ドル)、
14年に創設されたアニカ メジャーアワード(シーズンの5大メジャー大会でもっとも成績の良かった
選手に贈られる賞)を含め6冠に輝き、女子ゴルフ界を総なめでした。 これは米国女子ツアー史上
初の快挙ということですので、当然かもしれません。 1位に選ばれても おかしくありませんよネ。
全米オープン連覇、全米プロ制覇と男子ゴルフ界を盛り上げたブルックス・ケプカ選手(米)、年間
王者のジャスティン・ローズ選手(英)、復活優勝したタイガー・ウッズ選手(米)らは、選ばれず、
ゴルフ界で選ばれたのはアリヤ・ジュタヌガーン選手だけでした。20位に入ったアジアの選手では、
11位でフィギアスケートの羽生結弦選手だけですからネ。 これも名誉なことです。
因みに上位5位は、シモーネ・バイルズ選手(米/体操)、エリウド・キプチョゲ選手(ケニア/マラソン)、
ダニエル・コーミエ(米/総合格闘技)、アリヤ、ケイティ・レデッキー選手(米/競泳)でした。
今年のアリヤ選手は、2度目の「全米女子オープン」を制するなど印象に残るシーンは沢山あった
と思いますが、「今年で もっとも嬉しかったことは?」とインタビューで訊かれ、即答したのは
「姉のモリヤが初優勝したこと」と答え、各メディアも その意外な言葉に驚いたようです。
優勝できて来たのも、姉に十代の頃から支えて貰いながら来ましたからネ。そのモリヤ選手が、
これまで何度も優勝争いをしながら勝てず、悔しい思いを 一番近くで見ていましたから ・・・
そう言えば「ヒューゲル JTBC ロサンゼルスオープン」でモリヤ選手が、インビー・パーク選手ら
実力者を下し、念願の初優勝を飾った瞬間、人前も はばからずアリヤ選手は泣き崩れていました。
<傍らで見守るお母さんが印象的でした>
そのモリヤ選手も今年の獲得賞金は、100万ドル超えを記録し賞金ランク14位。世界ランクは
19位です。 姉妹・兄弟ゴルファーは世界に数あれど、タイ出身のジュタヌガーン姉妹の
存在は飛び抜けています。 こんな選手がタイから現れるなんて、誰が予言したでしょう?
そんなジュタヌガーン姉妹が、母国の人々を助けようと日々「チャリティ活動」にも、
勤しんでいることも知ってほしいですネ。 長くなりますので明日に続きます ・・・
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