先日、日本のゴルフ場でキャディの経験のあるご婦人と話す機会がありました。
タイのゴルフ場のキャディさんは、”一人のゴルファーに対して業務をこなすだけなので
楽チンでいいですね” と言っていました。日本のゴルフ場では、3人~4人のお世話を
するのが当たり前で、日本のキャディという仕事は、想像以上に たいへんのようです。
「ボールの行方を確認し、ボールが林の中に飛んで行けばボールを探す。ボールがフェアウェイに
あればあったで、グリーンまでの距離を教え、クラブを渡す。そしてグリーンでは、ボールを拭き
ラインを読んでやる。その間にディボット跡があれば目土をし、グリーンではボールマークを直し、
時にはバンカーもならす」それを3・4人に行なうんですから、確かにやることが多く大変ですネ。
仕事とはいえ、同情せざるを 得ないほどの重労働です。そのうえに、キャディさんもベテランにもなると、
こんな気配りをするといいます。残りの距離に応じてプレーヤーにクラブを渡すという仕事があります。
ベテランともなると、3ホールくらいで、そのゴルファーの飛距離や実力が分かるものですが、クラブを
渡す際、本当は8番アイアンでぴったりとは思えても、あえて9番アイアンを持っていくというのです。
理由は、その方がお客は喜ぶんだそうです。「9番アイアンでも届くと思ってくれている」 …
お客は自分が買いかぶれていることが、内心は嬉しいんですネ。ですがが、実際にそれで打つと、
ショートして手前のバンカーに入るのが常だとも言っていました(笑)。でも、こんな気配りは最初の
1回だけだそうですヨ。次からは 2本から3本のクラブを持って、お客に選んでもらうんだそうです。
タイのキャディさんもこんな気配りができたら一流ですけどねぇ~ いつだったか、タイの
キャディさんについて論じていたら、ある読者から こんなコメントが寄せられました。
要約しますと「キャデイ帯同の強制を廃止してほしい」というのです。
「タイのキャデイは職業意識が乏しく、役に立たないのが大半だ。日本人の旅行者は
キャデイ = キャバレーのホステス程度の認識なのでキャデイが必要かもしれないが、
長期滞在者には不要だ。ゴルフバッグの運搬なら、日本のようにカート導入がいい」
「タイでも、日本のようにキャデイの選択制(キャデイが必要と不要に)が、早期に
認められることを希望したい。バンコク周辺のゴルフ場はフラットなので、手引きカート
でのセルフプレーで十分だ」と … このような意見があることも知っておくべきですネ。
確かに同感するする点もあります。タイはワンバックワンキャディで、ほとんどが若い
女性。キャディの業務を知らない、しないキャディさんに当たると目も当てられません。
一度 コンペで新人のキャディさんがついて、えらい目に遭った経験があります。
でも 何でもこなすキャディさんもおりますので、全てではありませんので、
日本のゴルファーの方々、ご安心くださいネ。
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