タイは 「アジアのデトロイト」 を 目指して、自動車生産立国になろうとしていますが、その自動車、
絶好調です。 タイ国内の全自動車メーカーの2012年の自動車生産台数は、前年比68.3%増、
過去最高の245万3,717台で、念願の200万台を 超え 世界10位と、ベスト テンに入りました!
凄い伸び率ですヨ。 乗用車が78%増の95万7,623台、1トンピックアップトラックが61.5%増の
145万2,252台を 占め、積載量10トン以上のトラックは149.9%増の2万8,157台だったそうです。
<ホールインワンに懸けられたレクサス…>
輸出台数も39.6%増、過去最高の102万6,671台で、世界7位となりました。 部品を含めた自動車
関連の輸出総額は34.7%増の7,098億バーツ (約21億円)でした。 これは世界に誇れる数字です。
当初、タイ政府は 2010年までに年間生産台数200万台突破を 目指していましたが、2009年の世界経済
危機で約100万台まで減速。 2010年は 不安定な政権が続き、政府もヨロヨロだったんですが、何とか
<ホンダの工場も 一時はどうなるものかと…>
約165万台に回復したものの、翌年は 生産拠点に大きな被害を もたらした大洪水などがあり、
2年遅れの目標達成となりました。 よく乗り切り、素晴らしい回復力でした。
自動車産業は、タイの国内総生産 (GDP) の約10%を 占めており、最大の輸出産業でもあります。
政府は タイ国を 引っ張っている自動車産業を 国の経済戦略上、重要な基幹産業と位置づけ、タイ
<ホンダ LPGA ツアーで展示されるホンダ車…>
自動車工業会などと共に引き続き官民一体となって産業発展を 図る考えだと聞いています。
工業省は、この生産拡大に注力し 2017年までに300万台突破を 目指すとしているようですヨ。
東南アジア諸国連合 (ASEAN) は 2015年に経済統合を 予定していますが、域内でも自動車産業に
注目している国は多いんですネ。 自動車産業の発展は、工業化の促進と密接に関係しているため、
<東南アジア諸国連合のジャカルタ本部…>
インドネシアやマレーシアなどは、タイに 「追いつけ追い越せ」 と、域内での自動車産業
拠点としての地位を 目指す方針を 打ち出していますからねぇ~
特にインドネシアは、タイが国内の部品メーカー2,300社以上あって、いち早く自動車産業の育成に
尽力してきたことが、部品など裾野産業を 充実させ タイの強みとなっているを よく 認識しています。
ちなみに、インドネシアの国内の部品メーカーは約800社で、タイより まだ 大きく下回っています。
自動車の話し、明日に もう少し続きます。
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