今日 17日は、タイの三大祭りの一つ “ロイクラトン” でしたネ。
陰暦12月の満月の夜に灯ろうを 流し、農民の収穫に恩恵深い水の精霊に感謝を 捧げ、また 罪や
汚れを 水に流し、魂を 浄める祭りです。 この日 人々は、バナナの葉や紙で作ったクラトン(灯籠)を
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ロウソクや線香や花で美しく飾り、満月を 映す水面に流します。 釈迦に説法ですが、
タイ語で “ロイ” は流す・浮かべる、“クラトン” は 灯篭・器・入れ物の意味ですネ。
チェンマイ・スコータイ・アユタヤと北部の地方都市へ行くほど、川の様相は まるで光の天の川となり、
その幻想的な美しい光景に、酔いしれますヨ。 自分の願い事も 一緒に水に託しもします。 1年の罪を
流す意味もありますから、皆さんも やましいことや行い 等々 ありましたら、是非 お清め下さい (笑)。
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ただ、今年は タイ仏教僧団 (サンガ) の指導者である大僧正が亡くなり (10月24日)、
服喪期間中の為、例年より規模を 縮小し、派手な演出、イベントなどは行なわないと聞いています。
例年のような派手さは 無いのかも知れませんネ。 これは仕方ありません ・・・
その大僧正であるサンカラート (ソムデット・プラ・ヤンナサンウォン法王) は、タイ仏教の最高
権威者でしたので、この死去は インラック首相が 葬儀に軍隊の協力を 要請するなど、皇室・政府が
動くほど大きな出来事なんですネ。 服喪期間は30日間だそうですので、ロイクラトンと重なりました。
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<ソムデット・プラ・ヤンナサンウォン法王…>
法王は1913年、カンチャナブリ県のお生まれと言いますから、100歳で亡くなられたことになりますネ。
タイの仏教の発展に努め、多くの改革にも着手し 国内だけでなく、初めて英語を 導入しながら、早くから
世界に目を 向けていたと言われています。 海外への弟子の派遣、英語本を 集めた図書館の設立など
大きな功績が称えられています。 やはり国民の心を 捉えているのは国王の師でもあるからでしょう。
1956年に、当時29歳のプミポン国王が出家される際に、仏教の師として教えを 授ける役目も担い、
その時は43歳だったそうです。 その後も相談役を 務めるなど国王との密接な関係が続いたようです。
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謙虚な人柄と知られ、自らを 地位の高い人間として扱われることを よしとせず、「市民の僧侶」 を
自負していたそうですヨ。 自分よりも年配の人が居れば、上座でなく 同じ位置を 好み、平穏な生活を
愛し 人を 中傷することを 嫌い、周囲の人間にも気さくに接していたと、何かの本で知りました。
このような法王でしたから、プミポン国王もインラック首相はじめ、タイの人々が大きな出来事と
捉えるのも理解できます。 謹んで心よりご冥福を お祈りしたいと思います。
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「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
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日本人には馴染みのない響きですね。
大昔の日本には法王も居られたようですが。
法王に国王!
次の世代を守る次の世代の後継者は
あまりにも偉大なお二人に近づけるのでしょうか?
今起きている生臭いタイの政治とはかけ離れたお話ですね。
合掌
赤色とか黄色が騒がないために決めたように思えます。
時代の流れもあるのでしょうが、皇室と国民が近づいているように感じますね。
でも、治まってきました (嬉)。