今日は、最近 よく一緒にゴルフを する先輩・志井さんのお話です。
私が若かりし頃、バンコクとシンガポールにて ちょうど 駐在が一緒で 公私にわたって 随分とお世話に
なりました。 両国での夜のお散歩も、若さに任せて よくしました。 懐かしい思い出の一コマです。
それが、何十年ぶりに会って、まさか バンコク週報の連載で、私がインタビューすることになるとは …
「私流・ゴルフとビジネス」 での志井さん、原文のままです ・・・
{何もないところから、一つの組織や機構を 創り上げることは容易なことではない。 根気・信念・勤勉・
向上心のどれ一つ欠けても不可能だ。 今日登場いただくのは、タイに剣道クラブの礎を 築いた剣道
錬士6段であり、クルンテープ剣友会の志井稔会長(65)だ。
中学生の頃から何でも見てやろうと日本一周を 試みていた稔少年だったが、兄が米国の世界科学賞で
2位を 受賞したことがきっかけで、世界一周のため海外に飛び立ったのが1969年。
色々と見聞したが、未知の可能性を 感じたタイを 基点に、生活の場を 移し 来タイ44年となる。
夢中になれるものを クリエイトし、今後の人生の節目にしようと、本格的に剣道を やり出したのは
42歳からだった。 「東の講道館、西の武徳殿」と評される武徳殿で、毎年、世界各地から錬士六段以上の
3千人を 超える剣士が、修錬の成果を 披露する 「全日本剣道演武大会」 に出場することが夢だったという。
当時のタイでは剣道を やる人が少なく、まずは剣道好きのタイ人と始めたそうだ。 自身も段を 取りながら
タイ人に剣道を 教え広め、現在では、理事を 務めるタイランド剣道クラブ (90年設立) 所属のタイ人が、
国際剣道大会に出場できるようにまでに育っている。 日本人を 中心としたクルンテープ剣友会の会長も
務めながら、仕事では、輸出入業務の日本産業タイランドの社長として欧米にも出かける忙しさだ。
初めてクラブを 握って40年になるが、面白くなってきたのは最近だという。 ビジネス・ゴルフとも、
山あり谷あり、バンカーや池などの局面に立って、危機を どう脱せるかを 楽しめるようになったからだ。
一時は夢中になって、ベスグロ87を 出したことがあるが、現在は月2回ほどのゴルフを 100前後で
楽しくラウンドしているそうだ。
好きな言葉は、剣道の世界でいう不離五向 (ふりごこう)。常に5つ (目・足・剣先・腹・心) の意識を、
相手に向ける。 この集中力はゴルフとビジネスでも通じると考えている。 上手くいかないことも
たびたびあったが、不離五向を 心がけると、自然と前向きでプラス思考になるという。
現在は40~50名参加するようになったが、欠員時代もあったという剣道クラブ。 創設の話を 聞いて、
「上手くいかない時でも、やる気になれる。 それが本気だ」 と思った。}
以上ですが、この取材を きっかけに、月一度のゴルフを するようになりました。
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