11月から外国人旅行者の受け入れを積極的に行なっているタイ国ですが、12月1日から
14日までに空路で入国した旅行者は10万人を超え、日増しに入国者が多くなっています。
当然のこと 前月同期比で倍増していますが、隔離なし が、全体の86%を占めている事が
大きな違いです。103,263人の全入国者のうち、検査で陽性となったのは189人で感染率は
0.18%と低く、今の所は大丈夫のよう。 出発地別トップ10に 日本は、入っていません。
これで11月1日から12月14日までのタイ入国者数は約24万人になり、オミクロン株の
感染拡大が確認されなければ、年末年始に近づくにつれ、さらに増加していくでしょうネ。
ただ、水際措置緩和の一環として来週の24日から陸路での外国人旅行者の受け入れも
再開すると聞いて不安が広がります。まずは、昨日の当ブログでも触れたラオスの国境に
接するノンカイからワクチン接種済みであれば、隔離なしで入国が可能になります。
<ノンカイからラオスを背景にチーズ!>
ラオス政府はタイ国からの旅行者受け入れについて、歓迎の意向を表明しており、タイ~
ラオス間において、隔離なしでの相互往来が再開するようになります。この二国間においては
旅行者というより、一般の人たちの出入りになるでしょうからネ。陸路入国は気になりますねぇ~
今後は第二段階として、ナコンパノムやウボンラチャターニーなどタイ~ラオス間の他の
陸路国境も順次開放する予定とのことです。また、来年1月中旬をめどにマレーシアとの
国境ソンクラーなどからも旅行者を受け入れる計画となっていると聞きます。大丈夫かなぁ~
ところで、タイの英字新聞・ザ ネーション(The Nation Thailand)に、TAT
(タイ政府観光庁)の 来年以降のタイ観光収入の目標を掲載していました。
それによると、ビフォーコロナの19年の観光収入は3兆バーツ(約10兆2千億円)でした。
これを基準に、どれほどの回復ができるのかを目標にしています。22年目標は1.5兆バーツで
19年の50%。23年目標は2.4兆バーツで80%までの観光収入の回復を目標としています。
<TATのユタサック長官>
でも19年の観光収入は中国が3割以上を占めていましたが、中国は依然として海外旅行を
制限しており、来年以降も期待できません。欧米各国もオミクロン株で大変です。TATの
ユタサック長官も、“新しい市場とターゲットを見つける必要がある” 述べていました。
そう言えば、19年まで毎年 タイ観光・スポーツ省が発表する訪タイの外国人旅行者数の
順位に、陸路から入るマレーシアとラオスが、いつも 国別トップ 10の上位に入っています。
まさか、TATのユタサック長官は、この二国に期待しているのではないでしょうねぇ~
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