タイでゴルフ友達になりましょ。

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タイのトムヤムが好まれる理由?

2008年07月20日 | タイの名所、名物、料理
トムヤム・スープを筆頭に、日本人、外国人がタイ料理を好む理由が解るような気がしてきました。

タイ料理も韓国のキムチも唐辛子をフンダンに使うことは承知の通りですが、唐辛子に含まれる辛味な成分である
カプサイシンにその秘訣があるようです。カプサイシンは「脳内麻酔」と呼ばれる物質のエンドルフィンを分泌させ、
心地よい気分にさせる作用があり、これがさらに辛さを求め継続性の要因になると、韓国食品研究院の調査で
発表されているそうです。

ワタクシもタイ料理が大好きですが、確かに辛いんですがあとを引きます。「心地よい気分」とは感じませんが
中毒性にはなりますネ。間違って生の青い唐辛子なんかを食べてしまった時なんか、「心地よい気分」どころか
ぶっ倒れます。(笑)

皆さんはそんな時どうします? 殆んどの人は、すぐさま そばに置いてある冷たい水で口内を冷やすと思いますが、
これはいけません。一瞬麻痺して直ったようになりますが、口の中のヒリヒリは直りません。こういう時は熱いお湯を
一口飲むとピタっと直りますヨ。すぐさま熱いお湯を貰って下さいネ。

話が逸れました。韓国では「心地よい気分」にさせる唐辛子ですが、更に「社会的に大きな変化や危機が訪れた時に
辛さを求める」という説もあります。ある研究員によりますと、90年代後半のアジア通貨危機以降に激辛ブームが
巻き起こったことなどを例に出して「社会が苦しい状況にある時、人は辛いものを求める傾向がある」と言い放っています。

“苦しい時は、辛いものを求める” どうでしょう? 韓国料理は年々辛さが増しているようで、韓国の保健福祉部に
よると国民一人が一日に食べる唐辛子の量は1998年の5.2gから2005年には7.2gと増え、年間の唐辛子消費量
(一人当たり)は4kgにもなり、もちろん韓国は世界一の唐辛子消費量の国だそうです。

それではタイはどれ位の唐辛子を消費しているんでしょうネ? 残念ながら正式な数字がありませんでしたが、
タイ料理もキムチ料理までいかないまでも、かなりの消費量にはなるでしょうネ。

そう言えば日本では最近、キムチの消費量がタクアンを抜いたとか、抜かないとか。日本の景気も先が見えず
厳しくなっていますものネ!

また “やる気が出ないときは唐辛子を食え!”と佐々木正悟氏という方が「やる気が出る本」とかにも書いています。
なんでも、唐辛子に含まれているカプサイシンは、ノルアドレナリン(興奮に関係する神経伝達物質)の分泌をも促し、
「やる気」に繋がるんだそうです・・・  ホントですかネ? (笑)

「心地よい気分」になったり、「やる気」が出たりするんですもの、トムヤム・スープもキムチも、日本のタクワンの
消費量を抜くわけですよネ。タクワンは何かの効用はあるんでしょうか?

更にタイ料理のトクヤム・スープは、レモングラス・こぶみかんの葉っぱ・唐辛子・ライムの絞り汁・パクチの根っこを
基本として、ナンプラー(タイの醤油)・砂糖・牛乳・などで整えるというのが基本的なパターンのようですが、
レモングラス・ナンキョウ・こぶみかんの葉っぱ等が、癌に効用があるそうで、タイの人は癌になる発生率が非常に
低いという統計が出ているようです。
皆さん! トムヤム・スープは、心身ともに良いようですよ。もっと、もっと食しましょう。


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