先月末から1週間で、タイ・チョンブリー県、パタヤも面するサッタヒープ湾でウミガメ
4匹が死んでいるのを地元の漁師が発見。悪化するタイの海洋ゴミを食べたとみられています。
タイには海軍の保護センターにウミガメなどを治療できる病院があり、これまで多くのウミ
ガメを診てきたといいます。が、4匹も すでに死んでいたのは初めてらしく “このままでは
ウミガメがいなくなる可能性がある” と危機感を抱いているといいます。そりぁ~ そうです!
<絶滅が心配されるウミガメ>
通報を受けた海軍によると、見つかったウミガメは死後一週間以上経っているとみられ、近年は
特に漂流ゴミが増え、タイの海の環境が悪化しているようですから、これからも心配です。
タイ南部の海で大量のゴミが、特に観光地で捨てられ、クジラなども死んでいることから「海洋
ゴミ問題」は近年、大きな問題となっています。海に囲まれた日本でも然り。日本も よりもっと
大きな問題として優先的に捉えるべきでしょう。ましてや、G20で議題になった環境問題については、
安倍首相に任されています。そんな中、小泉進次郎議員が環境相に就任させたことは、グッドですネ。
小泉氏は海洋プラスチックゴミ対策の推進に関心が高いらしく、就任記者会見で、質問がこの
話題になると、手振りも大きく語気が強まり、熱が入っていくのが分かると 新聞で読みました。
タイでも今月に入り、タイ工業連盟のスパン局長は「海にゴミを捨てる国ランキング」でタイが
ワースト6位になっている点を指摘しながら タイ政府に対して、ゴミを適切に捨てることを
推進する「マジックアイ・プロジェクト」を実施するべきだと訴えています。同プロジェクトは
「環境保護に対する意識を高める運動」で、20年前くらい から実施されている活動と聞きます。
プロジェクト名の「マジックアイ」には、どこにいても監視の目があり、ゴミを不適切に
捨てた者は捕まえる という意味が込められているそう。 これもタイらしい表現ですよネ。
同連盟も以前から、プラスチック製レジ袋の有料化にも言及しており、デパートやコンビニなどで
レジ袋を必要とする際は2バーツを徴収し、処理費用に充てることなどを財務省に提言。同連盟に
所属するプラスチック関連企業は、2024年までに海洋ゴミを半減させることを目標にもしています。
当ブログでも、タイ国内でスーパーやコーヒーショップで、レジ袋やプラスチックなどの削減
方法を行なっていることを、たびたび 話しています。が、プラゴミの回収率では世界1位と
いう日本の取組みを、タイはもっと学習すれば良いのにとも思います。そう、小泉環境相もこの点を
前向きに進め、世界規模でアピールできると踏んでいると聞きますから。 グッドタイミングです。
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タイに遊びに来た際は、毎日最低1回セブンイレブンに入るのですが、日本にはないサービスで、これはやめた方がいいと思うものが一つあります。それは飲み物を買った時に付いてくるストローです。ペットボトルの水を買っても、牛乳を買っても、缶コーヒーを買っても、必ず付いてくるアレです。1週間滞在したら売るほど貯まりますね(笑)。レジ袋は必要な時もあり、他の用途にも役立つことはありますが、ストローは・・・。いったい1日に何本のストローがタイ全国で配られているのか、多少の興味があります。
確かにそうですね、同感です。今度から断りましょう。