昨日の日本ではコロナウイルスの新規感染者が、全国で2万3,000人を超え、過去最多です。
重症者も17日時点で前日より70人多い1,716人となり、六日連続で最多を更新しています。
タイ国は より最悪です。昨日 も2万515人の新規感染者が確認され、死者は一日として
過去最多の312人でした。 タイ国では一日の死者数が過去最多を更新し続けています。
312人のうちバンコク都で78人、その他は医療が逼迫しているバンコク都の隣県に多く、
中には28歳という男性も含まれています。病院に行けずに亡くなる人が目立って来ました。
昨日などは二つの病院に拒否された妻が、呼吸困難を発症したため、夫は警察署に駆け込み、
辛うじて助かっています。警察署の指示で救急車が到着、二人はそれぞれ違う病院に運ばれ、
<警察に駆け込んだ男性も病院へ行けました>
現在 治療を受けているといいます。このことはニュースにもなり、今後 断られた患者が
近くの警察署に駆け込みそうな気がします。それほどタイでは、医療が逼迫しています。
バンコク都庁では都内のバンスー中央駅にある鉄道車両整備場と場内の寝台列車をコロナ
ウイルス感染症の無症状者、軽症者の隔離施設に改装し、17日に運用を開始させています。
ですが、ベッド数が400では追いつきません。医療崩壊が深刻で死者数の増加率が顕著です。
<バンスー駅構内に設置されたベット>
命の綱ともなるワクチン接種ですがタイ保健省は、つい最近、中国のシノバック ワクチン
1,200万回分の追加購入を決めました。中国製ワクチンについては、感染力が強いされる
デルタ株の感染や重症化を予防する効果を疑問視する声が高まっており、保健省内部でも、
そんな声が … それなのに再度 追加購入とは 中国とのお付き合いもあるんでしょうネ。
保健省は17日、躍起になって “最新の研究ではシノバック製ワクチンを二回接種した人に
ついて満足のいく結果が出ている“ と説明しているようです。 だけど、同ワクチンでは
遅れている接種率が進まないな。効果を疑問視する国民が積極的に接種するとは思えません。
<ユーチューブで説明する梨田大使>
タイ政府は、18歳以上のタイ在住外国人向けワクチン接種の登録サイトを開設し予約を受け
付けます。ですが、種類はアストラゼネカとシノバックで 、事前に種類の選択はできません。
在タイ日本国大使館の梨田大使自ら「外国人向けワクチン接種」の説明をしていましたが、
「シノバック製に当たるかも知れない」というのであれば、接種する人は少ないかも ・・・
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