タイ運輸省は昨日から、タクシー車内での喫煙を全面禁止にしましたネ。 タバコと喫煙に
厳しく うるさい世界有数の国・タイですから、こんなこと 当たり前と思っていましたけど ・・・
日本人が車内で喫煙している光景はあまり見ませんが、ドライバーに喫煙者が多いような気がします。
違反した場合、運転手に3,000バーツ以下、乗客には路上でのタバコのポイ捨て同様、2,000バーツ以下の
罰金を科す、と しています。 罰金がドライバーの方が高いのは良策です ・・・
<車内のステッカー>
タクシーに禁煙マークの貼付を義務付けました。 これは、タクシー内の非喫煙者がタバコの
副流煙による受動喫煙被害を防ぐために実施するとのこと。 乗客からも見えやすい助手席の
フロントパネルに貼るように 「タクシー内禁煙」 のステッカーが配布され、昨日から
「100% Smoke Free Taxi (100% 禁煙タクシー)」 のキャンペーンが開始されました。
<禁煙ポスター>
タイのタバコは 今年の2月かな、一斉の値上げが行なわれ、銘柄にもよりますが タイのタバコは
1箱5バーツ ~ 10バーツ値上げされ、安いものは38バーツ (約114円)、日本のマイルドセブンや
米国のマルボロなど高いものは95バーツ (約285円) と、諸物価に比較すると非常に 高いですネ。
購入場所はコンビニやたばこ屋で買え、日本と違い 特に身分証明書の提示要求はありません。
タイ政府は この2月の値上げによって、約150億バーツの税収を見込んでいますが、45バーツ以下の
低価格帯のタバコ市場シェアは、2012年に23.5%だったものが、現在35.6%まで伸ばしているそうです。
高額な外国産タバコを販売するフィリップ・モリス・タイランドでは、現在45バーツ以下のタイの
低価格帯のタバコが市場シェアを急速に拡大させており、増税によって さらに低価格タバコ または
手製のタバコ (無税で 自分で葉を巻く ) に流れる喫煙者が増加すると危機感を抱いています。
タイの喫煙率は、タイ統計局が2014年に2万5,758世帯で実施した調査では、15歳以上のタイ
国民約5,483万人のうち常習喫煙者は1,000万人で、18.2%でした。 日本はJTの2016年の
「全国たばこ喫煙者率調査」 で、たばこを吸う成人の割合が19.3%になったと発表しています。
調査年数にズレがありますが ほぼ同じ数値です。 が、タイは地方へ行くと 極端に喫煙率が高くなり、
また調査年齢も15歳以上としていますが、日本は20歳以上です。 もし日本も15歳以上とした場合、
日本の喫煙率は倍以上になるかも (苦笑) ・・・
タイだって未成年の喫煙は禁じています。 私の憶測ですが、タイは15歳以上になれば喫煙している、
という性悪説で、日本は 20歳以下は喫煙していない、という性善説で調査しているんでしょうねぇ~
いずれにしても、タクシー内の喫煙禁止は良いことです。 が、
何度も訴えていますが、麻薬を何とかしてほしいですなぁ~
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