年末、ゴルフ界でちょっとした話題に上がったのが、30年前に 使われ始めた 中長尺パターの使用が
見直されるという問題 … なぜに もっと早い段階で規制へ踏み出せなかったのか、少し不思議です。
中長尺パターそのものではなく、それは 「アンカーリング」 という打ち方に 問題があるんですネ。
釈迦に説法でしょうが、アンカーリングの打ち方は、長尺パターでは グリップを 胸やあご、中尺
パターではグリップエンドを 腹部でそれぞれ固定し、その部分を 支点として振り子のように
ストロークする方法ですよネ。 この先端を 固定することを アンカーリング (錨を 下ろすこと) と
言うようです。 これはイップスに悩む人が使用するロングパターの打ち方で知られていますネ。
アンカーリングの打ち方で成果を 上げ、使用している選手は これが実に多いですねぇ~
昨年の全米プロのメジャー4大会で制覇した、キーガン・ブラドリー (米国)、今年の全米オープンでは
ウェブ・シンプソン (米国)、 全英オープンでは アーニー・エルス (南アフリカ) らが 優勝している …
<キーガン・ブラドリー選手…>
この禁止案が発表された直後の週に、タイガー ウッズがホストを 務めるワールド・チャレンジが
行なわれましたが、2位になったキーガン・ブラドリーが中尺パターを 使用していることについて
ギャラリーから 「インチキ!」 「詐欺!」 といったヤジが飛び交ったと聞きました ・・・
そういえば、中長尺パター規制の急先鋒はタイガー ウッズでしたネ。 彼いわく 「パットとは振り子の
ような動きを、どう自分でコントロールできるかだ。 パターが最も短いクラブであるべきだ」 と
主張しているようです。 日本のトッププロでも 中嶋常幸 / 片山晋呉プロなどがそうですよネ。
ゴルフのルールを つかさどるロイヤル・アンド・エンシェント・クラブ (R&A) と全米ゴルフ協会が
中長尺パターを 使用する際に アンカーリングの打ち方を 制限する方針を 発表して すぐでしたネ。
やはり 中長尺パターを 使用しているフィル・ミケルソンは、「長く使われてきたものを 今更 規制とは
フェアではない」 と、反対の意見を 声高に 言っているようですヨ。 そうね 今更ご尤もな訴えです。
30年前に すでに アンカーリングの打ち方が存在していたというんですから ・・・
そう そう、先月タイで行なわれた 「アジアパシフィックアマチュア選手権」 で優勝した14歳の天才
グァン・ティンラン選手 (中国) だって、中尺パターを 使用していましたよ~ すでに ジュニアが
使っていますものねぇ~ さて さて どうなるんでしょう。 もう少し明日に続きます。
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今更規制はフェアでは無いとは、発言の意図が判りません。
昔の江川投手の契約問題のような、
抜け穴探しのやり方はある意味卑怯でも合法。
倫理的にやらないと思っていたが、
倫理を無視する特殊な人は必ず居るわけでして
それを塞ぐのが改正だと思いますが。
長く放置してきた理由を先に知りたいものです。
1Wに長さやヘッド容積の制限があるのですから、パターに規制があってもいいでしょう。
基本的にはパターは14本のクラブの中で、一番短いクラブであるべきだと思います。
時代の変化とともに、ルールは変更していくべきだと考えます。
日本の憲法にも同じことが言えるのではないでしょうか?
そうです、長く放置してきた理由を先に知りたい、私も同感です。
来年の春(日本の)には、答えが出そうですねぇ~
どうなりますか・・・