タイでゴルフ友達になりましょ。

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アンカーリングに 賛否両論が ・・・

2013年01月03日 | タイのゴルフ、あれこれ
  
 ロイヤル・アンド・エンシェント・クラブ (R&A) と全米ゴルフ協会が、「中長尺パターを 使用する
際に アンカーリングの打ち方を 制限する」 という方針が物議を 醸し出して … 昨日の続きです。

今回の発表は あくまで提案段階であり、正式決定は今年の3月・4月のようですが、米ツアーは 既に
選手との会合で意見を 募っているといいます。 独自のルールを 設ける可能性があるとか …
正式に ルール化が決定すれば、 日本国内でも2016年1月から発効されると聞いていますネ。

 
     <ロイヤル・アンド・エンシェント・クラブ…>

どうのような結論になるのか、米国ゴルフ協会幹部も、「ゴルフの600年の歴史で、プレーの原則は
グリップを 手で握り、自由に振ること。 アンカーリングは、その努力の本質を ゆがめる」 などと
指摘している人もいるようです。 組織の全員が全員、同意しているワケではないようです ・・・

 それならば、なぜ もっと早い段階で規制へ踏み出せなかったのか、長めのパターが使用され始めて
30年も経つそうですからねぇ~  当時は 短いパットに 悩む一部のシニア選手が 中心のようでした。

 
     <左から二人目がピーター・ドーソン会長…>

ここ何年も前から、R&Aのトップ、ピーター・ドーソン氏は 「若年層の選手が使うのはどうか」 と、
苦言を 呈していたといいますが、今ではジュニアも当たり前のように使用していると言いますからねぇ~

ですが、よくよく このアンカーリングを 規制する流れが強まったのは、一昨年の全米プロゴルフ
選手権のキーガン・ブラッドリー、昨年の全米オープンのウェブ・シンプソン、全英オープンの

アーニー・エルスと、中尺パターを 使用する選手が 立て続けにメジャーを 勝ったことによるものと
見られています。 ましてや 中国の14歳グァン・ティンラン選手も中尺パターを 使用して 「アジア
パシフィックアマチュア選手権」 で優勝し、史上最少年記録で 「マスターズ出場」 を 決めています。

 
  <アーニー・エルスも反対論者の一人…>

 もう黙っていられない、ということでしょうかねぇ~ 

10年以上、長尺パターを 使い続けている加瀬秀樹プロは、「パターイップスの人にとっては、死ねと
言われているようなもの。 規制されるまで時間があるようなので、ギリギリまで今のスタイルで

押し通すかな。 猶予期間が少なくなって、もう変えなきゃダメという時期が来たら、その時考える」
と 語っていますネ。 長尺パターの使用率が高いシニアプロには、想像以上に 深刻なんですねぇ~

 
 <加瀬秀樹プロも大反対…>

 R&Aのドーソン会長は、「アンカーリングが主流になることで、伝統的なパッティング方法が失われる
ことを 懸念した」 とコメントしていますが、さて 正式な規制に 辿り着くには、まだ 曲折がありそうです。  



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