国別対抗戦は米国が優勝、その中で渡邉彩香プロが ・・・

　　
　米国女子ツアー 「UL インターナショナルクラウン」 が終了。　実力通りの結果で終わったのかな。

国別対抗戦の出場国が決まったのは、４月４日発表の世界ランキングで、各国上位４人の順位合計が
小さい順に韓国、米国、日本、豪州、台湾、タイ、英国、中国の８カ国で出場権を獲得しました。

　
　＜米国チームが優勝＞

戦績結果は 13ポイントを獲得した米国が優勝し、２位は12ポイントの韓国、３位に11ポイントの
台湾と英国が並び、日本は８ポイントで５位。予選敗退に終わった中国が６位、タイが７位、
豪州が８位でした。　出場順位と戦績結果を並べてみると ・・・

出場が決まった順位　　　　　戦績結果

　　　　　韓国　　　　　　　　　１位　米国　　　　
　　　　　米国　　　　　　　　　２位　韓国
　　　　　日本　　　　　　　　　３位　台湾
　　　　　豪州　　　　　　　　　３位　英国
　　　　　台湾　　　　　　　　　５位　日本
　　　　　タイ　　　　　　　　　 ６位　中国
　　　　　英国　　　　　　　　　７位　タイ
　　　　　中国　　　　　　　　　８位　豪州

米国が 地元の有利性を発揮してか、初日に英国に連敗後 ０ポイント発進からの逆転でした。
英国と中国が頑張り、タイは力を発揮できませんでしたネ。　

　
　＜日本チームの４人＞　

日本選手で目立った活躍をしたのは、日本女子ツアーを主戦場とする渡邉彩香プロでした。　
決勝進出を決める劇的なイーグルパットを決め、最後はシングルス戦で英国のホーリー・
クライバーン選手を相手に勝利して、なんとかチームを５位に食らいつけました。

渡邉彩香プロは ここのところ米国・五輪の関連では、嫌な戦いや想いが続いていましたからネ。

国内戦では５月のメジャー 「ワールドレディスチャンピオンシップ」 で、米国のレキシー・

トンプソン選手に優勝をさらわれ、リオ五輪出場がかかった 「全米女子オープン」 で米国へ
行って参戦しましたが、力及ばず 五輪出場権を逃し 悔し涙を流したばかりでした。

　
　＜随分と悔しい想いをしていました＞

８カ国の対抗戦の 「ULインターナショナルクラウン」 では、その鬱憤を晴らした感じです。
同ツアーに出場するため、国内女子ツアーの規定により、払った罰金100万円も活きました。
知っていました？　渡邉彩香プロが罰金の100万円を払って出場していたことを ・・・

国内女子ツアーのトーナメント規定では、シード選手が同一大会を２年連続で欠場することを禁じています。　
ただし海外メジャーや五輪の出場の場合は除かれます。　違反した際の罰金が100万円というわけです。

今年、「UL インターナショナルクラウン」 は 国内ツアーの 「センチュリー21 レディス」 とダブり、
昨年は海外メジャーの 「全英リコー女子オープン」 に出場するため、その前週開催の 「センチュリー
21 レディス」 を欠場。　日程はダブっていませんでしたが、調整のため前週に現地入りしたとのこと。

　
　＜チュティチャイ選手も良い経験をしたでしょう＞

テレサ・ルー選手も同様に罰金100万円を払って出場しています。　鈴木愛プロは昨年、センチュリーに
出場しており、タイのチュティチャイ選手は 昨年のシード選手に該当しないため、罰金はありません。

しかし、「対抗戦は五輪の前哨戦という位置づけでやろう」 と言っていた日本女子プロ協会でしたが、
つまらない規定に拘っているんですネ。　渡邉彩香、テレサ・ルー選手クラスになると100万円なんて、

　ちょっとした順位の差でどうにでもなる金額なんでしょうが、このような試合で罰金を取る
という行為が、どうも違和感を覚えますよネ。　でも渡邉彩香プロは100万円以上の価値ある
体験と自信を身につけたから良いんでしょうが ・・・　要らぬ戯言でした。　　


＜お知らせ＞

過日、歴史ある 「世界ジュニア選手権」 で逆転優勝を成し遂げた 立松里奈ちゃんのことが
７月31日 （11時15分） に、フジテレビの 「未来モンスター」 という番組で取り上げられます。　
是非 ご覧くださいませ。




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