我々もタイでは外国人です。ちょっと聞き捨てならない話が流れていますヨ。
今月中旬頃から タイ国内の空港や国境検問所の入国管理官が 入国する外国人に対し、
2万バーツ(約67,000円)の現金提示を要請するケースが増えているんですって。
観光ビザ保有者に対しても入国審査が厳しくなっている、というんです。
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どうやら、タイ国内で不法就労する可能性があると疑われる入国者を水際で食い止める
作戦のよう。EDビザ(教育ビザ)の保有者に対しても 入国審査が厳格化されているとか。
入国管理官から2万バーツの現金の提示を要求されたケースは、スワンナプーム空港、
ドンムアン空港、マレーシア国境のパダン・ベサールで報告されていると聞きました。
よく聞いてみると、2万バーツの現金の提示を要求された外国人に多いのは、観光ビザで何度も
入国している人やノービザでも出入国が激しい人などの外国人、特に欧米人がターゲットかな。
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今までも出入国管理官は、観光ビザで入国する外国人が滞在期間(60日)の資金を確認する
場合があり、それはその管理官の裁量に委ねられていました。「純粋な観光客ではない不法就労の
可能性あり」と疑念を抱いた場合など、入国時に詳細な情報を求められるケースがありました。
基本的に観光ビザでの入国は、1年間に2回までとしてきており、3回となると所持金
(個人2万バーツ、家族は4万バーツ)の提示を要請しているようです。
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現実にタイで、欧米人バッグパッカーが沿道で物乞いやパフォーマンスをして 旅行代を
稼ぐケースが増加しているとも聞きます。実際、物乞いをしながら収入を得て 旅行を続ける
人たちのことを「ベッグ・パッカー、Beg Packer(乞食パッカー)」と呼ぶそうです。
大きなリュックを背負って旅する「バック・パッカー」からの造語でしょうネ。ツイッタ―や
フェイスブックでの投稿でも、道端で中古品を販売したりしている画像が流れています。
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<ロシア人と思われる女性の左には子供が ・・・>
衝撃だったのが、バンコクのチャトゥチャック市場近くのバス停でロシア人と思われる
女性が、肌を露わにして幼児と共に物乞いをしている写真です。一緒に旅行に来た夫と
はぐれてしまい、お金に困っているとのことで驚きます。若いバッグパッカーならまだしも、
子どもまで巻き込んで。タイ人のネットで騒がれ、ニュースにもなってしまいました。
やはりタイ政府は、このようなベッグ・パッカーの増加に反応し、取り締まりを強化しているよう。
現金所持が証明されないと入国を拒否しているようですからネ。なにしろ観光は、タイにとって大変
重要な収入源なのに、お金を落とさない貧しい旅行者たちが増えては困るということでしょう。
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労働許可無しで英語教師をしたり、実際には通ってもいないのに就学ビザを取得しているなどが
問題となっているとも聞きます。これらに対処するために取られたのが、所持金の提示なんですネ。
所持金が提示できなった旅行者が入国を拒否されたケースが少なくないようですが、ただ 今まで日本人が
対象となったケースは、まだ確認出来ていません。 2万バーツだったら持っているでしょうからネ。
でも、こういうことが起きていることを知っておいて下さいナ ・・・
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_stretch.gif)
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/6c/d4c04f94877f900f225857d6035663c4.gif)
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しかし、タイ経済が成長し、タイ人の所得が向上し、発展途上国から中進国になり、外国人を選別する時代に入りました。
簡単に言うと、貧乏な外国人、タイ国内で消費しない外国人は「お断り」ということです。
日本でタイ国の観光ビザを申請する場合、銀行残高証明書が必要です。
シングルビザの場合、本人だけなら2万バーツ、家族だと4万バーツが必要です。
マルチビザの場合は、20万バーツの証明が必要です。
50歳以上の長期滞在者が対象のリタイアメントビザだと、80万バーツの預金証明が必要で、これは1年間の生活費に該当し、毎月、タイ国内で6.7万バーツ(22万円)は使うように、ということです。
昨秋にスタートした10年ビザ(実質は5年ビザ)の場合は、月収が10万バーツ(33万円)の証明書が必要になっています。要するに、タイ国内で毎月33万円の生活費を使ってくれ、ということです。
日本経済はこの20数年間停滞し、GDPは全く増えず、国民の所得は横這いに留まっています。
円安もあり、日本人がタイで使えるお金は減少傾向です。
今後10年たてば、東南アジアの物価が安いから、と言う理由で東南アジアへ移住(ロングステイ)した日本人は激減するでしょう。
まったくもって同感です。
これからも どうぞ宜しくお願いします。
早速 訂正しておきました。
これからも宜しくお願いします。