ここのところ毎日二千人前後の新型コロナ新規感染者が出ているタイ国ですが、
第一波・第二波までに経験したことのない数値が出ており、死者数も増えています。
今までと違い、特定エリアに留まらず全土で感染が広がっており、予断を許しません。
やはりタイ国も遅れているワクチン接種を一刻も早く進めるしか方法は無いでしょう。
<首相はのアストラゼネカのワクチンを接種>
現在、タイで三つのワクチンブランドが緊急使用のために登録されており、これまでに調達した
数量は、中国製シノバック(250万回分)、英国製アストラゼネカ(11万7000回分)で、米国の
ジョンソン&ジョンソンは、まだ入っていないんじゃないかな? いずれタイ国も遅れています。
米国製ファイザー、モデルナ、ロシア製スプートニクVのブランドは、登録を待っている状況です。
タイ政府は今後、5月中にシノバックのワクチン100万回分を輸入するほか、タイ王室傘下の
製薬会社の工場でアストラゼネカのワクチンを国内生産し、6月に供給を開始する予定とのこと。
<サイアム バイオサイエンスの工場>
王室傘下の製薬会社とは、サイアム バイオサイエンス社のことです。 先月末、同社の
ワクチン製造設備が、タイ食品薬品委員会の承認を得ており、本格稼働し始めるようです。
アストラゼネカのワクチンとして、東南アジアで唯一の製造拠点にもなり、年内には
国内に6,100万回分を供給する他、東南アジア諸国連合諸国に輸出もするといいます。
しかし同社は、タイ王室が全額出資する製薬会社です。野党の一部は同社とアストラゼネカが
契約した経緯や契約の内容が不透明だ、という批判もあり、まだ一悶着ありそうですけどネ …
年内に同社の6,100万回分の供給計画と他メーカーからも調達を進め、年内に5,000万人分の
ワクチン確保を目指しているといいます。 計画通りに進められることを祈っています。
すでに医療関係者らを対象に、2月28日にシノバック、3月16日にアストラゼネカの接種を
開始。4月27日までに103万8,960人が一回の、24万753人が二回の接種を受けたと聞きます。
<アヌティン保健相はシノバック製を接種>
でも最近は、やはり年配者や基礎疾患がある人が多く亡くなっています。タイ国では60歳
以上の高齢者1,170万人、心臓病・がん・糖尿病・重度の肥満など基礎疾患者は 約430万人いる
といいます。この人達に6月から7月に接種を行なう、としています。間に合えば良いけど。
ただ懸念されるのは、中国製シノバックの副作用ですよネ。“その心配は無用” とばかり、
2月末にアヌティン保健相が『第一号のワクチン接種者』となりましたけどネ ・・・
今度はロシア製の「スプートニクV」を輸入するとか。来週 その安全性を検証してみます。
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