雷雲接近の影響で順延されていたマスターズの二日目は、8日午前8時(日本時間
午後9時)に再開され、そのまま三日目へと進んでいきます。 でも残念ながら
初出場の比嘉一貴プロは、通算6オーバーで、予選突破することはできませんでした。
マスターズでも1991年に勝利しているイアン・ウーズナム選手(65歳 ウェールズ)の
165センチの身長を破る? マスターズ史上最小兵の158センチでありながら、昨季 日本の
賞金王として、注目も浴びていただけに予選突破はしたかったでしょう。悔しいですねぇ~
プレー再開後、15番でバーディを奪うも16番から3連続ボギーと苦戦。 気温も前日から
20度以上下がって8度となり、雨も降り、思ったより15ヤードくらい飛んでなかったよう。
グリーンも予想以上に重かったといいますが、彼だけではありませんからネ。会場の雰囲気に
呑まれたのかな? “いつか松山さんを脅かせるような存在になりたい” と誓っていたそうです。
タイガー・ウッズ選手は、通算3オーバーの49位で、辛くも決勝進出を決めました。これで
23大会連続の予選突破で、ゲーリー・プレーヤー氏らが持つ大会最多記録に並びましたネ。
第二ラウンドの残りは、通算3オーバーでホールアウト。この時点で51位でした。その後に
ホールアウトした他選手の結果49位となり、ぎりぎりで決勝ラウンドに滑り込みました。
今回でマスターズは25度目の出場で5勝しているタイガー選手(47歳)。これまでの予選
落ちは、アマチュア時代のみで、プロとして出場した1997年以降は、予選突破しています。
そうでしたネ、2021年2月、自動車事故で右足に重傷を負い、昨年の同大会で、復帰を
成し遂げました。右足を引きずり痛みを堪えながらの苦しいラウンドでしたが、予選を
突破して47位と、見事にカンバックも果たしました。マスターズは特別な大会なんでしょう。
今大会は直前に出場を表明し、“私の人生の多くはオーガスタにある。幾度も戦った経験を
生かしたい“ と語っていました。痛みは昨年と変わらないようなので予選突破は何よりです。
さぁ~ 二年ぶり2度目の優勝を目指す松山英樹プロは、第二ラウンドを通算3アンダーの
16位で決勝ラウンドに進んでいます。ブルックス・ケプカ選手(米国)が通算12アンダーで
単独首位で、その差は9打差です。連覇を目指した昨年大会は14位でした。彼らしく言葉数
こそ多くは語りませんが、リベンジへ静かな闘志を燃やしているでしょう。 応援しましょ!
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