女子ゴルフの下部、ステップアップ ツアーではありますが、ルーキー旋風が止まりません。
昨日 最終日であった「山陰ご縁むす美レディース」にて、昨年 テストに合格したばかりの
川崎春花プロがトータル12アンダーで2位に4打差をつけて初優勝しました。これで昨年のプロ
テストに合格した選手が今季5勝目(9試合中)です。次々にニューヒロインが誕生しています。
<川崎春花プロ>
大林奈央プロ「フンドーキンレディース(4月)」、桑山紗月プロ「九州みらい建設グループ
(4月)」、櫻井心那プロ「ECCレディスゴルフ(6月)」、平井亜実プロ「カストロール
レディース(7月)」、そして川崎春花プロです。5人共、昨年11月のテストに合格した選手。
川崎春花プロはアマチュア時代からプロの大会にも出場していましたが、今年の3月に高校を
卒業してプロの世界に飛び込みました。ステップアップ ツアーでは二度の2位はありましたが、
少ないレギュラーでは結果が出ずに苦戦していました。同学年にはレギュラーで活躍する佐藤心結
プロやステップアップで すでに優勝を遂げている櫻井心那プロの活躍に 負けまいと踏ん張って
きました。その強い負けじ魂が今回、完ぺきな試合運びとなり初優勝に結びついたのでしょう。
<佐藤心結プロ>
川崎春花プロは京都府出身ですが、二週間後に京都府で開催される「日本女子プロゴルフ
選手権コニカミノルタ杯」の予選会に参戦することが決まっています。 この調子で
跳ね返されているレギュラーの壁に真っ向勝負を挑むといいます。頑張ってほしいですネ。
処で、今回の「山陰ご縁むす美レディース」の第一日目は、O.サタヤ選手とS.ランクン選手が
一緒にラウンドしていました。結果、サタヤ選手は1オーバーの30位タイ(71 73 73 = 217)、
ランクン選手が、4オーバーの53位タイ(76 70 74 = 220)という戦績でした ・・・
レギュラーツアーでシード権を失ったしている成田美寿々プロ(通算13勝)もステップアップに
初デビューしていました。3アンダーの9位タイ(73 72 68 = 213)とベスト10に入りました。
レギュラーでもステップアップでも、アンダーで廻れなければ 上位に入れません。 どんなに
若手が成長して来たリ、周囲に関係なくアンダーでプレーできなければ、生き残れない世界です。
<パナラット・サナポルブーンヤラス選手、19年のホンダLPGAでも応援していましたねぇ~ 懐かしい>
そう言えば、2016年から米国女子ツアーに参戦していたタイ国のパナラット選手(24)が、
今月18日に行なわれた「JLPGAプロテスト第一次予選 C地区(三重県)」に出場し、初日から
首位を快走しトップ通過しています。通算7オーバーまでの38人が二次予選進出になります。
二次予選は10月になりますが、このまま合格まで突っ走ってほしいですネ。見守りましょう。
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