チャチャート氏がバンコクの新知事になって、いくつもある都が抱える諸問題に
矢継ぎ早に取り組んでいることは、当ブログでも その都度 触れて来ました。
交通渋滞、ゴミ処理、PM 2.5、娯楽施設の火災安全検査、大麻による未成年者への
懸念 … … 等々です。 これらは、200以上あるチャチャート知事のマニフェストの
一部だそうですから、これからも 次々と問題・課題に取り組んで行くのでしょう。
間断なく出される指示や施策に職員が付いて行けるか、そちらの方が心配になります。
9月には、バンコク都内での違法駐車の取り締まりを強化すると公約していますネ。
知事は8月中旬に、違法駐車対策について警察上層部と打合せを行なっています。
交通渋滞の一つの要因でもある違法駐車の実態を特定するための科学的な調査も、ここ
二カ月に渡って行なわれていたようで、その解決策など 近いうちに発表されるでしょう。
今まで違法駐車の取り締まりは、ほとんど行なわれていないのが実情です。また行なわれて
いても罰金が緩く、甘く見られているためか、二車線あっても一車線しか使えない道路が
多く見受けられます。 BTS ウドムスック駅前が良い例で、タクシーの客待ちのための
駐車が酷く、それが原因でいつも交通渋滞を起こしていると言われているようですからネ。
チャチャート知事は、警察上層部と逮捕、罰金、罰則などについても話し合っています。
また知事は、デパートのある路上でタクシーが客待ちなどをして、無用な渋滞を引き
起こしているとして、建物内にタクシーの停車場所を設けることを推進してもいました。
話は変わって 先週には、都内の437の学校でオートバイで通学する児童の全てにヘルメットの
着用キャンペーンを行なっています。 タイ保険協会といくつかの企業や財団が協力しての
キャンペーンで、都内の子供たちに約126,000個のヘルメットを提供すると報じられています。
これまで既に255の学校に56,555個の緑色のヘルメットを提供しながら、ヘルメット使用に
おいて、運転する親の教育も必要で、それには教師との連携が不可欠だと訴求しています。
<中央後ろ真ん中がチャチャート知事>
提供されるヘルメットには、耳まで被さるフルフェイス型と頭頂部のみの物と、二種類
あるようです。協力している飲酒運転防止財団では、ヘルメット着用を100%実施された
最初の学校には、50,000バーツ(約19万円)の賞金を与えるそうですヨ ・・・
チャチャート知事の施策や活動に批判する人も居るようですが、今 大切なことは、諸問題
解決のために一歩 動き出すことでしょうネ。この積み重ねは 必ず 活きてきますよネ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます