タイの成人女性がゴルフをやらない理由に、“歩く” という要素も その一つでしょうネ。
よく歩く我々からすると「タイの人は ホント歩かない」と思います。昨日からの続きです。
歩くことの少ない要因に時代的な背景も手伝っていると思いますので、昔を振り返ると ・・・
バンコクの道路は大通り(タイ語でタノン)と、そこから派生する小道(タイ語でソイ)」で
構成されています。大昔のバンコクは、その道路のほとんどが運河でした。縦横に水路が
張り巡らされ、まさに「水の都」で、西欧人が「東洋のベニス」と命名したほどです。
ソイは富裕層や名士などの邸宅から運河に出るために造られた小川でした。今では水路が
埋め立てられて、そのほとんどが道路となりました。そのため、現在でも多くのソイが行き
止まりで、他のソイやタノンに行くことができないケースが多く、抜け道が少ないんですネ。
そのソイが300㍍から1キロ、それ以上のソイもあります。タイは1年中暑い国ですから、
ソイに誕生したのが人力車です。それが今のバイクタクシー(バイタク)に繋がっています。
今のバイクタの値段は500メートルくらいで10バーツ(約35円)、700メートルで20バーツ、
1キロを超えたら30バーツくらいでしょうか。 タクシーだって初乗りが35バーツです。
暑さのせいもありますが、この運河の歴史と交通機関の安さが、タイの人が歩くことが苦手に
なった要因と推測します。私らも 東京など大都会の真夏では、歩きたくなくなりますものネ。
前置きが長くなりました。ましてや、美白を気にしているタイ人女性が歩くことを嫌うのは
理解できます。ちょっとの距離でも、バイタクで移動しようとし、中学生までも利用します。
<サムロを利用する中学生>
ゴルフをすれば、7キロや8キロは歩きます。カートを使用しても、日本よりも強い紫外線を
浴びることになります。疲れるし美肌を犠牲にして、これではタイ女性がゴルフを始めませんネ。
さらに輪をかけて、異常なクーラー使用に慣れてしまっています。タイでは電車・タクシー・
オフィス・レストラン・デパートと、どこでも これでもかと思うほどクーラーを効かせます。
クーラーがタイに出現した時代、強くするのがサービスとばかり、ガンガン冷やしました。
その名残が まだあるんです。車内などで長袖を着用するほど 冷えているのに 下げません。
裏を返せば、少しの暑さでも絶えられなくなっているんでしょうネ。日焼けや紫外線を嫌うなら、
ナイターゴルフもあります。昼間より涼しいですが、夜間とはいえ 30度近くはありますからネ。
子供の頃からクーラー生活に慣れてしまっています。もしゴルフ場にクーラー設備があれば
ゴルフをやるかも(苦笑)。常夏の国なのに、実はタイの人は暑さに弱いことが分りました。
いつの日か、お美しいアマチュアのタイ人女性と一緒にラウンドしたいと思っているのですが、
いくらアリヤ・ジュタヌガーン選手が、世界1位も保持続けても、この願いは叶いませんネ。
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