タイから遼クンが帰国しました！

　　
　ザ・ロイヤル・トロフィーに出場した後、タイで合宿をしていた石川遼クン、昨日　帰国しましたネ。

　チーム戦も含め、三日間で欧州チームに1勝2敗の成績で、今年初戦が厳しい結果に終わった遼クン、
日焼けした逞しい顔で成田空港の記者会見で　こんなコメントを神妙な面持ちで語っていました。

「今回感じたのはメンタル面の弱さ。欧州の選手と精神面の差を感じた」　「悔しさは練習にぶつける
しかない。　自信をつけるのも、体力をつけるのも練習。　練習が心技体、すべてにつながる」　と・・・　
遼クン、　相も変わらず　「練習の虫です！」　　これが彼を支えているんでしょうねぇ～

　　　
　＜真黒に日焼けした遼クン＞
　
　欧州チームに3回目の優勝をさらわれる結果にはなりましたが、通算成績では1点差で競り合い、
モンゴメリー主将に　「アジアのレベルはこの10年で、大きく上がった」　と、言わしめたのも、遼クンの
存在は大きかったんでしょう。　欧州の選手達は昨年の遼クンとは違う印象を持ったようです。

　また　名誉会員になった、アマタ・スプリングCCでの四日間の合宿も　「内容の濃い時間になった」　と、
収穫をコメントしていました。　今年は、　「挑戦」　「自分との戦い」　がテーマとなっており、それに
合わせた練習もミッチリやったようです。　　“強いから勝つのではなく、勝つから強いのだ”　と・・・

　一日だけタイCCでクラブ契約社ヨネックスのCM撮影も行いました。タイCCは、憧れのタイガー・ウッズが
97年2月　（13年前）　のホンダ・クラシックで海外初優勝を飾った所縁のゴルフ・コース・・・

遼クンは、　「一人のゴルファーとして戻ってきてくれたら嬉しい。　試合で戦う姿や、練習場でチェックする
姿は目に焼き付いている。タイガーと戦う、とまでは、まだ言えないが、同じ試合に出ることに価値がある」　
と、　コメントしながらも　タイガー・ウッズ所縁の同コースで最終18番ホールだけプレーしていました。

　CMと云えば、タイに来る前に遼クンが2010年のCM第１弾として撮影した、日本赤十字社の　「はたちの
献血」　で、CM起用社数は13社となり、SMAPの木村拓哉と並んでCMキングの座に輝いたとか？　・・・　
今年はCMでもキムタクを抜いての1位へ好発進、ゴルフでもCMでも、ナンバーワンになりそうです。

　　　
　＜熱血指導？＞

　ちょっと意外だったのは、アマタ・スプリングCCでの実質三日間のタイ合宿に、昨年末に石川家の
個人事務所とマネジメント契約を結んだ、男子プロの山形陵馬選手と女子プロの大江香織選手が
参加したことです・・・　共に19歳と遼クンより一つ年上ですが、遼クンに弟子入りですネ。

　大江プロとプロ3年目の山形プロは、ジュニア時代から遼クンと親交があり　「チーム遼」　に同世代
メンバーが加わり、「三人並んで練習すると張り詰めた空気になる。支え合いながら頑張っていきたい」と
リーダーとしての抱負を述べていました。　「遼軍団」　では無く　「遼チーム」　って云うのが良いですネ。

シーズン中もプロアマ戦で熱心にアマチュアにアドバイスを送るなど　“教え魔”　でもあるんだそうですが
大江プロにも出し惜しみすることなく、賞金王の技を伝授していた、なんて報道が流れていました。

　日本へ帰国して、また　新たな挑戦が始まる石川遼クンです！　　



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