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交通事故死、日タイでは あまりにも 対照的です!

2017年01月06日 | タイと日本の違い!
 
 日本のテレビで、タイの交通事故のニュースが報じられていましたが、これは珍しいこと ・・・

やはり大事故でしたネ。 シラチャーやパタヤが位置するチョンブリ県で、ワゴン車と
ピックアップ・トラックが正面衝突。 不幸にも天然ガスを燃料としていたワゴンが炎上、
両車で あわせて25人が死亡するという悲惨な大事故でした。 これは本当に悲惨です!

 

ワゴン車側で運転手を含む14人が死亡し1人が負傷。 トラック側は、子ども2人を含む11人の死亡。
荷台に乗っていた若い奥さんだけが軽症で助かっています。 奥さんの実家に向かっていた一家で、
同乗していた親族も含めて合計12人が乗車していたといいますから、奥さん以外 全員が死亡です。

タイの年末年始と4月のソンクラーン連休の時期を「危険な7日間 (7 dangerous days)」 と
呼ばれるくらい、この連休期間は、交通事故が頻繁に起きてしまいます。 今年の年末年始の

「危険な7日間」 は、12月29日から1月4日でした。 警察が各地にチェック・ポイントを設置し、
飲酒運転などの取締りを強化していましたが、今年も こうした努力が 全然 実を結んでいません。

 

タイ内務省によると、12月29日~1月4日の期間の交通事故件数は3,919件 (前年同期 3,379件)、
死者478人 (同 380人)、負傷者4,128人 (同 3,505人) と、いずれも前年同期比で増えています。

WHO (世界保健機関) によると、2013年の人口10万人当たりの交通事故死者数はタイが36.2人で
世界2位ですヨ。 日本は4.7人で、世界の平均は17.5人ですからタイの死者数は世界の倍以上です! 

そう言えば 朝日新聞に、日本の昨年1年間の交通事故による死者は全国で3,904人となり、
前年より213人 (5.2%) 少なく、1949年以来67年ぶりに4千人を下回ったと報じられていましたネ。

  

グラフのように1970年代の経済成長期には1万5千人もの死者を出して、戦争で亡くなる人数と
同じだと言われ 「交通戦争」 と呼ばれた時代がありましたものねぇ~ 大変な成果です ・・・

70年には1万6,765人と過去最悪を記録しましたが、96年に1万人を下回ってからは減少
傾向が続いています。 ところが、2015年には4,117人で前年より4人多く、15年ぶりに
増加に転じてしまいました。 それが昨年は、上述のように67年ぶりに4千人を下回りました。

 

どうやら 「啓発活動や車の性能向上、信号機や道路の改良など総合的な安全対策が進んできた
結果」 と見ているようです。 しかし、新たな問題も抱え出しました。 そう、高齢者の事故です。

毎日のように報じられる高齢者事故、死者のうち65歳以上の高齢者は2,138人で全体の54.8%を
占めて、記録が残る67年以降で 最も割合が高かったといいますからネ。 新たな課題です。

 交通事故の話、もう少し 明日に続きます ・・・  


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2 コメント

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交通事故 (タイにはまったおじさん)
2017-01-07 00:00:43
交通事故は何といっても 運転者のモラルだと思います。信号などインフラも重要な要素だが運転マナー モラルが最も大切だと思う。10年ぐらい前からバンコックではクラクションが減少してきて 今ではまったく聞かなくなりました。生活レベルが上がってくれば交通事故も減少するのではないでしょうか。日本では飲酒運転はできないような周囲の環境です。いずれタイもこのようになってくると思います。3年前まで中国瀋陽にいたんですが、運転マナーは最悪 クラクションはやたらと鳴らすなど ひどいものでした。中国の交通事故率や脂肪事故はかなり高いと思います。
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はまったおじさんへ (nagaichi)
2017-01-07 06:13:45
同感ですねぇ~
7日の当ブログでは その辺に触れました。
有難うございます。
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