今の国際電話は、バンコクと日本で話していても、日本同士で話しているのと まったく 音声も雰囲気も
なんら変わりがありません。 こんなことから アチコチの国々で “コールセンター業務” ばやりです。
顧客からのクレームや問合わせを、その企業に代わって 電話を取次ぎ 受け答えするサービスの事です。
本来 この業務は英語圏の国々が、その英語を活かして欧米の大手企業から委託されてきました。

<クレーム・お問合せはお任せ…>
その代表的な国がインドですネ。 ジャーナリストの薄木秀夫氏によれば、世界企業トップの500社のうち
400社までがインドにオペレーターや事務などを委託していると言います。 ご存知 今のインドの成長は
目を見張るものがありますが、人件費も高騰し その委託先が、はやり英語を公用語にしているフィリピンに
移り出していると聞きます。 経済成長に苦しむフィリピンとしても 渡りに船 でしょう。
フィリピン投資委員会によりますと コールセンター業務は、ここ5年で倍以上の200社に増え 従業員も
6万4千人から28万人に急増しているんだそうです。 なんでも 欧米に比べてフィリピンの人件費が
7割から8割安く、各メーカーが顧客対応としてフィリピンのオペレーターに委託しているとの事です。

<私たちがお助けします、なんなりと…>
不景気と人件費に悩む日本が、このグローバル化した業務に目をつけない筈がありません。 既に
中国の大連あたりでは日本語を悠長に話す中国人を抱えた、中国のオペレーター会社が日本の会社から
随分と委託されて、大連では大きな雇用になっていると、新聞の特集で読んだことがあります。
それが、タイでも大手と言われる会社を含め目立ってきているようです。 が、他の国と違うのは 現地の
タイ人がオペレーターを務めるのではなく 現地雇いの日本人なんですネ。 これが また 需要と供給が
上手く噛み合っているんですねぇ~ これを良い悪いと言っているのではありませんので 悪しからず…

<ちゃんと教育もされます…>
オペレーター会社は、人件費が高ければ タイで業務をする意味はありません。 か、と言って 日本語の
分かるタイ人がそんなにおりませんし、いても他の仕事に就いてしまいます。 一方 タイで生活の場を
持ちたい若者が、いや中年も(笑) 結構 おり、英語・タイ語も勉強中という人達も多いんですネ。
通常 タイで日本人の現地雇いのお給料となると、4万バーツ~5万バーツ (約11万円~14万円) が
基準となり そこから経験・資格・年齢・語学・男女・・・等々でお給料が決まるようです。 が、その
オペレーター業務で雇う給料は、3万バーツ (約8.5万円) 前後、それ以下でも人が集まるようですヨ。
これって、どちら側にしても 渡りに船 ですよネ。 とんだ処で、沢山の日本人が働いているんで、
ちょっと驚きました。 でも 委託会社が どんな仕事なのか分かりませんが、クレームや問合せを
きちんと出来るのか心配になりますネ。 余計な心配です??


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