嫌なニュースが ・・・ 22日、バンコクにある軍関連病院で爆弾が爆発し、25人が負傷したと …
不吉にも22日は、2014年5月のクーデターでプラユット氏が軍事政権を発足し実権を掌握してから
ちょうど3年に当たります。どうやら反軍政勢力による犯行の可能性が高いと見られていますが …
1週間前の15日夜にも王宮周辺で爆発事件が発生し、2人が負傷しており、軍事政権は
治安動向に神経をとがらせている最中の爆発事件でした。犯行声明などは出ていません。
<爆破事件があった病院ロビー>
現場からは時限装置やバッテリーなど簡易爆弾の部品が見つかったといいます。在タイ日本
大使館によれば、日本人が巻き込まれたとの情報はありませんが、早々に同大使館はタイ在住
邦人に「テレビやラジオのニュース、インターネット等を通じて最新情報の入手に努め、人が
多く集まる場所などでは 安全確保に十分注意して下さい。」との注意喚起が流れました ・・・
<プラモンクットクラオ病院>
反軍政勢力の仕業と言われるのは、狙われた病院が戦勝記念塔に近い軍が運営している病院だから
でしょう。 このプラモンクットクラオ病院は、兵士やその家族、退役軍人に人気がある病院
ですので、あえて軍政に反発する者が仕掛けたのだろうと言われています。その可能性大ですネ。
同病院の患者は軍や警察関係者がほぼ9割で、今回の被害者25人のうち15人が軍・警察関係者
だったといいます。外国人の被害は報告されていません。待合室の花瓶に仕掛けられたパイプ
爆弾の爆発は殺傷範囲2~3メートルありましたが、命にかかわる重傷者は出ませんでした。
25人の負傷者のうち命にかかわりませんが重傷者は1人だといいますから幸いでした。
標的となった部屋は、軍政の実力者プラウィット副首相 兼 国防相にちなんだ名称が
付けられていたといいますから、ちょっと不気味です。
軍事政権になってまる3年となりましたが、新しい憲法が承認され、たびたび延期してきた総選挙は
来年中に行われる見通しです。しかし、新憲法では民政復帰後の5年間は、上院議員は全員、軍の
意向をくんだ者が選挙を経ずに任命されるほか、議員ではない軍の出身者を首相に選べる仕組み
となっているなど、民主的ではないという指摘や反論が持ち上がっている最中の爆破事件でした。
軍の影響力を色濃くした政権下で、総選挙が実施されることへの不安や懸念の声が上がれば上がるほど
政府は治安の維持を名目にした言論統制などによって、批判を抑え込んでいると伝えられています。
今回の爆破事件は、それに反軍事政権派が反発したのでしょうかネ。 ちょっと気になります。
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