いつまで続く赤のデモ隊？

　　
　昨日　ゴルフ場から帰る折、反政府デモにより　バンコク市内の一部が閉鎖されている、と聞き　
「えっ、また？　まだ　やってるの？」　と知人たちにも驚きの声が・・・

確かに、在タイ日本大使館からも、下記の主旨の注意喚起事項が流れていましたが・・・

　「3日午前時点で、デモ隊の一部移動が認められ、二つのグループがラチャダムリ通りとラマ１世通りとの
交差点・セントラルワールドプラザ/伊勢丹付近に向け移動し、交差点に繋がる道路では交通渋滞が
発生しているので、展開如何によっては不測の事態が発生する可能性も排除できない。

　
　　　　　＜いつまで続く？赤シャツ隊＞

バンコク都内をはじめとする各地では　小規模な爆弾事件が断続的に発生しており、今後　爆弾事件が
頻繁に発生する可能性もあり、政府諸施設、軍関係施設、司法関連施設　及びテレビ局等に近づくな、　
本情報を基礎情報として、今後とも報道等から治安情勢に関して、新情報の入手に努めよ」　と・・・

　反政府デモに備えて3月11日に適用された、国内治安法の適用を何度か繰り返していましたが、
更に、4月2日から5日にかけてメコン川委員会の首脳会議がホアヒンで開催されることから、同地及び
隣接するペチャブリ県チャアムでも4月2日から6日まで、同法を適用することを決めています。

　二度のタクシン元首相支持団体（UDD）側と　アピシット首相の直接対話がなされていましたが、
即時　解散を求めるUDDに対し　「まず政治対立解消・国民和解実現の道筋をつけることが大切」　として
年内解散を主張しているため、平行線をたどり　歩み寄りの余地はないようです。

　
　　　　＜子供までもが真似をして・・・＞

か　と云って、景気が回復傾向にあるなか　二度と血液をまき散らすような悪質なデモ行為はして
ほしくありません。　なんでも　政府庁舎やアピシット首相宅にまき散らした血液は、エイズウイルス、
肝炎ウイルスに汚染された血液だ、とかの噂が流れている始末。　豚の血とは言われていましたが、
これには一般国民も呆れるばかりです。　当り前ですよネ・・・

　唯　UDD側からすれば、タイの国歌は　「タイ国は国民の血と肉で出来ている」　と云う歌い出しで
始まっていたリ、タイの国旗は赤・白・青の三色ですが　赤は国民の血、白は仏教、青は国王を表すとも
言われていることを考慮しますに　“それだけ我々は命を掛けるほど真剣だ！”　とも取れますが・・・

　
　　　＜国王を仏教と国民で守っている？＞

　まぁ～　これも噂ではありますが、この血液のまき散らしは行為は　「血で大地を洗い流さない限り
タクシン元首相は帰国できない」　という占い師の助言らしいのですが、宗教や占いを信じる一部の
タイ人の習性のような気もしますが・・・　さて　どうでしょう？　

　それにしまして、デモが行われるたびに交通渋滞を起こしたり、警察官・軍隊員が動員されたりと、
一般国民に迷惑をかけるのは止めてほしいでしょう、　「もういい加減にして！」　と云う声が
聞こえてきそうな今日この頃です。　　



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