タイ国では、一串10バーツ(約38円)の焼き鳥屋台でもオンライン決済が可能になって
いるくらい。人気のある宝くじがオンラインになれば盛況となりましょう。昨日からの続き。
タイ政府報道官のラチャダー女史は、“タイ国はコロナ禍により、オンライン電子決済の
取引きが、過去二年間で著しい増加となり、昨年は97億件の決済があり、21年度のGDP
<ラチャダー女史>
成長率プラス1.6%に大きく貢献した。これが現在もGDP 2.08%を支えている要因の一つに
なっている “ と述べています。今後は益々、宝くじオンラインも大きく貢献するでしょうネ。
タイの宝くじは月に二回発行されますが、タイ政府宝くじ事務所は、6月16日分の500万枚は
4日間で、7月1日分の515万枚のデジタル宝くじは、2日間で完売したと公表しています。
3日以内に2ロット目の宝くじが売り切れたのは、予想を超えていたといいます。 今後は
更に、オンラインで販売できるデジタル宝くじ数量を増やすことも検討しているようですヨ。
そりぁ~ 盛況するはずですよねぇ~ 1口80バーツ(約300円)から購入でき、アプリで
6桁の番号を指定しておけば、結果は自動通知され、賞金は指定の銀行口座に送金されます。
従来は、新聞やテレビで結果を確認する必要があったのが、その手間も省けますからネ。
日本では4・5年前からサイトから購入可能ですがが、海外からは買えません。タイ国も
国内で外国人が買えても、国外からは購入できませんが、日本より利便性は高いようです。
しかし、デジタル宝くじが普及すると、従来型の宝くじを売る小売業者にとっては問題です。
政府からのくじの割り当て数は1業者500枚、仕入れ値は1枚約70バーツ、販売価格は
80バーツと決められています。 デジタルに流れれば、割当量が少なくなる可能性も ・・・
個人で売り歩っている人もいれば、宝くじ販売は障害者の雇用の受け皿にもなってきました。
小売業者だけでなく、彼らも、“多くの顧客がデジタルに流れてしまう” と心配しています。
デジタル宝くじが、ますます普及すれば、彼らの職もまた不安定になりかねませんからネ。
現に、オンライン販売が開始されて、宝くじが売れ残っていると不満を訴える販売員もおり、
在庫をクリアするために割引価格で宝くじを販売することを余儀なくされたと言う販売員も
いるようです。何でもデジタル化されることは、時代の流れでしょうが、プラユット首相は
特に、障害者の販売員に他の仕事を優先的に、雇用対策を考えてあげてほしいものですネ。
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