最近 街を散策していると中国人観光客をよく見かけます。ホント多くなったと感じます。
タイ政府観光庁の「2007年度タイ入国・外国人数」によりますと、陸続きのマレーシア(154万人)は別にして、
日本(127.8万人)韓国(108.4万人)中国(90.7万人)がベスト3となっていますが、近い将来、人口数が多く
且つ 旅行者数の底辺が拡大している中国が日本を、あっ!と言う間に追い越すでしょうネ。
ワタクシ、時々思いますに、タイに住んでいる華僑・華人って、こうした中国人観光客をどう思うのでしょうネ?
ここに住んでいる日本人が日本人観光客を思う感じ方とは、ちと違うような気がします。<どうでもいいことですが・・>
処で、一般論として華僑・華人の呼び方に定義があるんですってネ。
華僑の「華」は中華の華、「僑」は僑居(借り住まい)の人を表す僑民の僑という前提のもと、華僑とは中国生まれで中国語を話し
中国籍籍を持つ1世を言い、華人とは、居留国生まれで居留国語(中国語も)を話し居留国籍を持つ2世3世を言うそうです。
そうなると、タイに住んでいる今の中国人は華人ばかりになります。ワタクシ、勉強不足で知りませんでした。
日本においても、多くの華僑・華人がおりますが、経済評論家の邱永漢氏は華僑で、プロ野球の王貞治監督のお父さんが、
華僑で王監督は華人になり、歌手のアグネス・チャンは本人が直接来日していますので華僑となるのでしょか?
タイでは華僑・華人の違いを簡単明瞭に、華僑とは居住国の国籍を取っていない者を指し、華人とは居住国の国籍を
取った者を指すようです。ですのでタイには中国系の人が700万人とも800万人とも居ると言われています。
この数字って、中国人が約80%を占める人口約300万人のシンガポールを上回る数なんですよネ。当然のこと、
タイでは華人の影響は強く、経済界を、政治までを牛耳っているのは華人・華僑だと言われてしまいます。
少し前はフィリピン、インドネシア、マレーシア等では現地の人とそこに住む中国人との間で、闘争、小競り合いが頻繁に
起きていましたが、タイでは殆んどこうした争いは無く、かつてにラマ6世王が、華僑を“東洋のユダヤ人”だと批判したことが
あるぐらいと聞いています。そうなるには当然の事情がありました。
タイと中華民族渡来の歴史は古く、スコータイ・アユタヤ王朝以前から商人の渡来はあったようですが、17世紀に福建系の中国人が
タイランド湾の利権を握って、華南からの移民が急激に増え、それ以来タイの華僑は華南からという通説になったと聞きます。
更に その次のトンブリー王朝では華僑であるタークシン(中国名:鄭昭)が王となり、これ以降、華僑のタイ国内での商売が
奨励さてれ、タークシンの両親の故郷である潮州系の華僑がたくさんタイ国内に流れ込んだようです。結果、タイの華僑の
その多くは潮州人の子孫が圧倒的に多く(約60%)、次いで客家、海南系、広東系、福建系、その他と続くそうです。
よく言われますよネ。タイは潮州系、台湾・フィリピン・シンガポールは福建系、香港・マレーシアは広東系、と・・・
あれっ! そう言えば、トンブリー王朝時代のタークシン王って、先のクーデターで軍事政権に追われたタクシン元首相と
同じ名前ではありませんか!こちらも中国系ですから祖先同士は血が繋がっているんでしょうか? 王族・軍関係者が
タクシン元首相を嫌う要因もここらにあるのでしょうか?
どなたか、詳しくご存知でしたら、ご教示下さいませ。 ー明日に続くー
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
タイ政府観光庁の「2007年度タイ入国・外国人数」によりますと、陸続きのマレーシア(154万人)は別にして、
日本(127.8万人)韓国(108.4万人)中国(90.7万人)がベスト3となっていますが、近い将来、人口数が多く
且つ 旅行者数の底辺が拡大している中国が日本を、あっ!と言う間に追い越すでしょうネ。
ワタクシ、時々思いますに、タイに住んでいる華僑・華人って、こうした中国人観光客をどう思うのでしょうネ?
ここに住んでいる日本人が日本人観光客を思う感じ方とは、ちと違うような気がします。<どうでもいいことですが・・>
処で、一般論として華僑・華人の呼び方に定義があるんですってネ。
華僑の「華」は中華の華、「僑」は僑居(借り住まい)の人を表す僑民の僑という前提のもと、華僑とは中国生まれで中国語を話し
中国籍籍を持つ1世を言い、華人とは、居留国生まれで居留国語(中国語も)を話し居留国籍を持つ2世3世を言うそうです。
そうなると、タイに住んでいる今の中国人は華人ばかりになります。ワタクシ、勉強不足で知りませんでした。
日本においても、多くの華僑・華人がおりますが、経済評論家の邱永漢氏は華僑で、プロ野球の王貞治監督のお父さんが、
華僑で王監督は華人になり、歌手のアグネス・チャンは本人が直接来日していますので華僑となるのでしょか?
タイでは華僑・華人の違いを簡単明瞭に、華僑とは居住国の国籍を取っていない者を指し、華人とは居住国の国籍を
取った者を指すようです。ですのでタイには中国系の人が700万人とも800万人とも居ると言われています。
この数字って、中国人が約80%を占める人口約300万人のシンガポールを上回る数なんですよネ。当然のこと、
タイでは華人の影響は強く、経済界を、政治までを牛耳っているのは華人・華僑だと言われてしまいます。
少し前はフィリピン、インドネシア、マレーシア等では現地の人とそこに住む中国人との間で、闘争、小競り合いが頻繁に
起きていましたが、タイでは殆んどこうした争いは無く、かつてにラマ6世王が、華僑を“東洋のユダヤ人”だと批判したことが
あるぐらいと聞いています。そうなるには当然の事情がありました。
タイと中華民族渡来の歴史は古く、スコータイ・アユタヤ王朝以前から商人の渡来はあったようですが、17世紀に福建系の中国人が
タイランド湾の利権を握って、華南からの移民が急激に増え、それ以来タイの華僑は華南からという通説になったと聞きます。
更に その次のトンブリー王朝では華僑であるタークシン(中国名:鄭昭)が王となり、これ以降、華僑のタイ国内での商売が
奨励さてれ、タークシンの両親の故郷である潮州系の華僑がたくさんタイ国内に流れ込んだようです。結果、タイの華僑の
その多くは潮州人の子孫が圧倒的に多く(約60%)、次いで客家、海南系、広東系、福建系、その他と続くそうです。
よく言われますよネ。タイは潮州系、台湾・フィリピン・シンガポールは福建系、香港・マレーシアは広東系、と・・・
あれっ! そう言えば、トンブリー王朝時代のタークシン王って、先のクーデターで軍事政権に追われたタクシン元首相と
同じ名前ではありませんか!こちらも中国系ですから祖先同士は血が繋がっているんでしょうか? 王族・軍関係者が
タクシン元首相を嫌う要因もここらにあるのでしょうか?
どなたか、詳しくご存知でしたら、ご教示下さいませ。 ー明日に続くー
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タイの王朝は中国の血も入っているのでタクシン首相が中国系だからというのは関係ないでしょう。
むしろタクシンは既存の勢力を壊して風通しをよくしようとしたからその中心であった伝統的な権力である王族派軍人に嫌われたんでしょう。
でもタクシンの同期とか親族等の表タクシン派に限らず、一見反タクシンの実力派の軍人にも結構隠れシンパがいるようです。だってタクシンこそ実力で上がってきた人だから。
また ワタクシの見解が広がりました。
貴重なご意見有難うございました。
今後も宜しくお願いします。
今後も宜しくお願いします。