チェンマイで開かれている 「ロイヤル・フローラ・ラチャプルック国際園芸博覧会」 は、プミポン国王
84歳、シリキット王妃80歳、ワチラロンコーン王子60歳を 記念した博覧会でもあります。
今年は地球温暖化防止を テーマに、リサイクルや植樹の大切さを 次世代に伝え、会場は環境に
配慮したデザインと なっているそうです。 (昨日からの続きです)

<チェンマイ国際園芸博覧会の入り口でお迎えダンス…>
ラチャプルックの意味は 「王様の植物 (花) 」 で、タイの国花であるゴールデン シャワーのことですが
タイで一番暑くなる4月頃から、黄色い小さな花が藤のような房状に咲き乱れます。 綺麗ですよぅ~
また 同じ頃に、朱色の火炎樹の花でハーン・ノック・ユーン (意味は 孔雀のしっぽ) という花も咲いて、
この二つの花を 見ると、暑い季節がやって来たなぁ~ と いう感じになります。 色 鮮やかな花です!

<火炎樹が なんで 孔雀のしっぽ なのかなぁ~>
「タイは 果物が豊富」 と よく 言われますが、いやいや お花も豊富です! 時間があれば 是非 一度
バンコク随一の花市場 “パーククローン市場” へ出かけてみて下さい。 それは それは、大量の色
とりどりの花が 南国の色彩と生命力で、所狭しと 並べられており 本当に圧倒されますヨ ・・・
その数多くある花の中で、 「日本人の桜のように、タイ人にとって 重要な花は何か?」 と 尋ねたら
何の花なんでしょうねぇ~? これには いろいろと意見が分かれるみたいですネ。

<パーククローン市場は 深夜でもやっている…>
タイは ご存知 仏教国だけあって、仏様に供える花も種類が豊富です。 造られる技術も高いようで
見る者を 楽しませてくれますヨ。 ですが、タイ人にとって重要な花と云えば、仏教の象徴でもある
蓮の花 (ドーク・ブア) でしょうか。 お釈迦様は 生まれて すぐに、蓮の花を 伝って歩いたと言われ
濁った水の上に咲くタイの蓮は、不遇な環境にも めげず 知識の花を 咲かせる賢人に例えられる花です。

<蓮の花、これで100バーツは安い!>
お寺や仏像など 主に使用されるのはジャスミン (ドーク・マリ) の花ですネ。 街角の花輪売り
屋台で 安いもので一本10バーツから、花屋さんへ行くと 大きさや種類・かける手間暇によって、
500バーツ以上の値段のジャスミンもあり、否応にも タイの花の豊富さを 感じ入りますネ。
タイの花で 日本人にも有名なのが、蘭 (ドーク・クルアイ・マーイ) の花でしょうねぇ~ これも
種類が多く 輸出業者も数知れず、日本へも相当数が輸入されています。 世界で有名な黒人女性ポーカ
リストである米国人 ビヨンセ は、自身の結婚式に5万本もの蘭を タイから空輸させた話は有名ですよネ。


<タイの蘭と菊の花…>
日本で 葬式に使われる為、不吉な花とされる菊 (ドーク・バンジャマート) は、タイでは一般的な花で
逆に お見舞いにも よく 使われる花です。 日本の慣習を 知らないで、タイ人が日本人の知人に 菊を
持って お見舞いに行ったところ、嫌な顔を されたとか … … そうりぁ~ そうでしょうよネ (笑)。
土地 土地で風俗や習慣もいろいろ違います、所変われば 品変わる ですネ。
今日は チェンマイの国際園芸博覧会から、タイの花の話になってしまいました。

「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです



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