2015年、JGAナショナルチームのヘッドコーチにに就任したガレス・ジョーンズ氏の
メンタル面の指導法にて、多くの強い選手を誕生させているといいます。昨日からの続き。
女子では畑岡奈紗プロを筆頭に、古江彩佳・西村優菜・吉田優利プロのプラチナ世代、
男子では金谷拓実・中島啓太プロらで、ジュニア時代から海外でも大活躍していました。
ガレス・ジョーンズ氏(51)は、国籍はオーストラリアですが英国生まれです。1995年にプロになり
97年、98年とツアープレーヤーとして活動したのち、オーストラリアの国立スポーツ研究所を経て
オーストラリアゴルフ協会のナショナルコーチに就任しました。今でもオーストラリアと日本の
ナショナルチームのコーチを兼任し、ジュニア育成のプロとして活躍しています。
ジョーンズ氏が日本チームのヘッドコーチに就任したきっかけは、14年に52年ぶりに日本で
「世界アマチュアゴルフ選手権」が開催された際、日本はチーム・個人共に惨敗でした。そこで
オーストラリアのナショナルチームを復活させたジョーンズ氏に白羽の矢を立てたといいます。
ジョーンズ氏は就任早々、技術面ではスポーツ科学を駆使して、徹底的にショートホールの
攻略法に重点を置いて指導したようです。 メンタル面では下記の三つに重きを置きます。
- リアル・コンフィデンス
統計的なデータを見せながら、自分の強みと弱みを把握し、自分の強みを出して戦っていく。
優勝した蝉川クンは、ドライバーに絶対の自信を持って戦っていたのが良い例でしょうネ。
- リアル・コントロール
コントロールできることは何で、できないことは何なのか、を整理させることによって、
実際に何をすれば良いのかということを明確にさせる。不得意分野の強化でしょうか。
- ブラザーフット(兄弟のような関係)
選手同士がしっかりコミュニケーションをとりながら、“プロとかアマは関係なく、試合では
優勝を狙う” という姿勢で刺激し合う。 確かに、彼らは男女とも 仲も良く、これまでの
コメントを聞いても、強い自信を持った意見や言葉が発しられていましたよネ。
選手たちの努力や他の要素もあるでしょうが、男女共 これだけ結果を残す選手が生まれると
納得してしまいます。いくら指導法の内容が良くても、結果や証明するものが無ければ、何を
言っても評価されませんものネ。 でも この三つって、ビジネスでも通用しそうな気がします。
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